大学では、特定の分野に深く焦点を当てた学びを行います。より専門的なテーマについて研究し、知識を深めていく場所、それがゼミナール・研究室です。
学生は、自分自身でテーマを選び、調査や実験を進めることを通じて、自主的に学び自立した研究を行う力を養っていきます。また、所属する他の学生や教授陣、大学院生などとのディスカッションを通じて意見交換を行い、その成果を発表する機会を多く経験することで、プレゼンテーションのスキルを磨いていきます。
同じ研究テーマを持つ学生同士で共同研究を行うこともあり、チームワークの重要性も学んでいきます。協力して問題を解決し、成果を出す能力が身に付いていきます。
そして何より、苦楽を共にする仲間・教授陣との密な人間関係は、卒業した後も長く続くことが多く、ゼミ・研究室活動の大きな財産となります。
福岡大学ではさまざまなゼミ・研究室があり、そこで日々、多くの活動が行われています。広報誌『学園通信』78号では、各学部1つ、ゼミ・研究室を取り上げました。ご紹介します。

【研究テーマ】
機能未知遺伝子に着目した脂肪肝の発症機構の解析/ゲノム編集技術を用いた遺伝子欠損マウスの作製と解析/脂肪肝モデルマウスの作製とその発症機構の解析/Bioinformatics 解析を用いた脂肪肝の治療標的の探索/脂質降下薬とげっ歯類の肝がん発症に関する研究
【研究室の面白いところ】
薬学部薬学科 寺田 朱李 さん(5年次生)
さまざまな実験を行いますが、その原理まで学ぶことで問題解決能力が養われます。




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