福岡大学では、中学校、高等学校および養護の教員を志望する学生のために、教職課程を設けています。教員免許状は、各学部の卒業要件単位に加え、教員免許状に必要な単位を修得することで取得できます。また、小学校教諭免許状取得プログラムに参加することにより、小学校教諭一種免許状の取得に必要な単位を在学中に修得することも可能です(対象学部学科に限る)。詳細は教職課程教育センターウェブサイトからご確認ください。
令和3年度教員採用試験に合格した学生に、勉強期間の思い出、今後の抱負について聞きました。今回は、私立中高一貫校の社会科、歴史講師に合格した末永綺さんです。
末永 綺さん(2022年人文学部歴史学科卒業)

-
福岡大学への志望動機
福岡大学に進学した理由は、歴史学科があり、併せて教員免許も取得できるからです。高校の時から教員になりたいと考え、好きな歴史を教えたいと思っていました。また、本学には高校の先輩が多く在籍しており、とても楽しそうで憧れていました。 -
なぜ教員を目指そうと思ったのですか。また高校を選択した理由は何ですか。
高校で尊敬できる先生に出会ったからです。中学校での学習でつまずいていた私は、高校の先生方の熱心な指導で「分かる」楽しさを知りました。それからは特に歴史が好きになり、将来は自分がしてもらったように勉強の楽しさを生徒に伝えたいと思いました。高校教師を目指した理由は、より専門的に歴史を教えながら、私自身も学問をもっと深めたいと思ったからです。 -
教員採用試験を受験するにあたって注力したこと・工夫したこと(合格のポイント)は何ですか。
私立高校は各々試験項目が違うため、私はそれぞれに筆記、面接、模擬授業の準備をしました。筆記では県立の教員試験問題集と高校生向け問題集もこなしました。面接や模擬授業は、大学の先生にアドバイスをもらいながら、週に1回練習しました。 -
今後について
教員の仕事と合わせて、「地域」が子どもたちにとって過ごしやすい「居場所」であるような活動にもいずれ取り組んでいきたいです。 - 人文学部ウェブサイト
- 歴史学科ウェブサイト