福岡大学では、中学校、高等学校および養護の教員を志望する学生のために、教職課程を設けています。教員免許状は、各学部の卒業要件単位に加え、教員免許状に必要な単位を修得することで取得できます。また、小学校教諭免許状取得プログラムに参加することにより、小学校教諭一種免許状の取得に必要な単位を在学中に修得することも可能です（対象学部学科に限る）。詳細は教職課程教育センターウェブサイトからご確認ください。

今回、令和3年度教員採用試験に合格した学生に、勉強期間の思い出、今後の抱負について聞きました。今回は、福岡県養護教諭に合格した石田光さん（医学部4年次生）です。

石田 光 さん（医学部看護学科4年次生）

• 福岡大学への志望動機
  養護教諭の免許が取得できるだけでなく、医学的・専門的な知識も学ぶことができ、今後教員として働くうえでも役立つのではないかと考え、看護学科のある福岡大学を志望しました。
•  なぜ教員を目指そうと思ったのですか。また（小学校・中学校・高校）を選択した理由は何ですか。
  中学校で出会った先生が、あまり保健室を利用しない私のことも覚えて声を掛けてくださるなど、生徒一人一人に寄り添った優しい方で、その姿に憧れました。また、小中高と学校生活が楽しかったため、将来は学校に関わる職に就きたいと思っていたことも、養護教諭を目指した理由の一つです。私は担任の先生のように集団をまとめることが苦手なため、養護教諭が適しているのではないかと思いました。
• 教員採用試験を受験するにあたって注力したこと・工夫したこと（合格のポイント）は何ですか。
  学科の勉強と採用試験を両立させることは大変で、合格できるかとても不安でした。なので、養護教諭を目指す友達と一緒に勉強して情報交換したり、遊びに行ってリフレッシュしたりしながら、ストレスをためないよう心掛けていました。2次試験の面接や模擬授業は、「笑顔で明るく元気に」を意識して臨みました。
• 今後について
  中学の時に出会った先生のように生徒に寄り添い、子ども達に元気を与えられるような教員を目指して頑張りたいと思います。