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20201111
研究

【理学部50周年記念】FoS 2.0 ~福大理学部をアップデートせよ~<グループ編>

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理学部設立50周年を記念し、全7回に分けて理学部の取り組みや教員の研究を紹介します。

今回は、「FoS 2.0 ~福大理学部をアップデートせよ~」というイベントについて、お伝えします。


福岡大学理学部FoS (Faculty of Science)が50周年を迎えました。これからの福大理学部にも輝く未来FoS (Future of Something)があるよう、FoS2.0 を企画しました。この内容は、学生たちから新しい理学部の将来を予感させるプロジェクトや試み、現在着手しているナニカ、将来やり遂げたいナニカを募集することでした。

2020年5月から8月にかけて応募したところ、5件のグループ応募および1件の個人応募がありました。

「グループ発表」部門について、紹介します。

グループ名  活動概要
電気メッキグループ  金属メッキの原理を理解し、特性を生かしたオリジナルアクセサリーの施工
BZ反応の化学グループ BZ 反応の呈色パターンの研究
透明標本グループ 生物の透明標本を作製する
ニキシー管の物理化学グループ ニキシー管時計の製作にチャレンジ
Coffee lab. グループ Coffee の味、香りを探求し、化学的、物理的に表現する

■電気メッキグループ

身の回りにある貴金属や自動車の外装など、メッキ技術はさまざまな場所で使われていますが、実際には化学メッキ処理を目にする機会はまれです。そこで、オープンキャンパスや化学広場でメッキの演示実験を計画しています。理学部を象徴するロゴなどを針金でメッキ上にデザインして配布すると面白いのではないかと考えています。

BZ反応の化学グループ

BZ(ベローゾフ・ジャボチンスキー)反応は視覚的にも美しいため、イベント時の演示実験としても紹介すると効果的です。私たちは、2016 年 3 月に神戸で行われたサイエンスインカレのポスター発表を行いました。4年経った今でも興味のある学生が集まって積極的に研究を行なっています。

透明標本グループ

動物や植物に何段階かの化学処理を行い、透明な標本を作っています。この操作過程では、自然でしか表現できない色などを抽出することを可能にします。この活動は、2019 年 3 月から開始し、同年 11 月には福岡市科学館で開催された「サイエンス☆どんたく」で成果発表を行った実績があります。

ニキシー管の物理化学グループ

現在、ニキシー管のような高電圧動作のディスプレイを使用する機材はほとんどなく、その存在自体を知らない人も多いです。私たちはプログラミング技術と電子工作を学び、AI 技術でニキシー管デバイスを用いた時計の作成を目的としています。科学イベントでその発光原理や使用したプログラムの発表を行いたいです。

Coffee lab. グループ

Coffee の苦みや香りとは何か、なぜ温度によって味が変わってくるのか?温度以外に物理的に味を変える方法があるのか?など、おいしい Coffee を化学・物理的に考察しています。文系理系の枠を超えて、Coffee 好きが集まっています。オープンキャンパスなどでもブースを出して活動しています。

<関連リンク>


 

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