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2021623
国際交流

【ウオッシュバン大学の研修から③】語学力がなくても伝えたいという思いがあればコミュニケーションは取れる

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福岡大学の協定校ウオッシュバン学(アメリカ)の研修(2020年2~3月)に参加した学生を紹介しています。

第3弾の今回は、工学部電気工学科4年次生の岩﨑順也さんです。「語学力がなくても伝えたいという思いがあればコミュニケーションは取れます」と話します。


−ウオッシュバン大学研修に参加した理由・きっかけは何ですか

「海外に行きたい」「新しい刺激が欲しい」と思ったこと自他共に認める好奇心旺盛な性格がゆえ、何事も挑戦だと思ったからです。大学生のうちに海外に行く人が私の周りでは少なく、1カ月間でも他国で生活するという経験は今後の人生においてなかなかできないことだと感じたことも参加の決め手になりました。

−研修先での学び・楽しかったことは何ですか

日本で聞く英語とネイティブスピーカーが話す英語では、聞き取りやすさが全く違いました。研修のプログラムにある「ホームステイ体験」をした時、ホストファミリー、特に子どもたちの英語は聞き取れず苦戦しました。会話のスピードも早く、次から次へと話す内容も変わるので、英語を聞いて何を言っているのか理解することに時間もかかり必死でした。語学力に自信がなかった私でも、どうにかコミュニケーションを取ろうと、表情や声のトーンを変えて、ジェスチャーを使うことで子ども達も何とか理解してくれていました。伝えたいことを理解してもらえた時はとてもうれしかったです。
休日には友人とネルソン・アトキンス美術館(ミズーリ州、カンザスシティ)に行きました。ここで見たものは西洋風なものばかりで新鮮でした。写真で見たことがあるような被り物だったり鎧だったり絵画など、本物に触れることができとても有意義な時間でした。
この研修では、私は語学力をあげることよりもアメリカの街並みや習慣、人柄に触れたいと意気込んで参加したので、英語を常に意識し続ける環境や日本とは違う文化・生活習慣を直接体験するなど、日本にいるだけではできない経験を味わうことができ、参加してよかったと心から思いました。

ホストファミリーの子ども達と

友人と美術館へ(右が岩﨑さん)

海外生活・海外へ行くことの魅力とは

「現地に住むネイティブスピーカーと会話ができること」「リアルな英語の発音を聞けること」「自ら行動することでいつでもネイティブと話すことができること」「アメリカの風景を自分の目で見ることができること」「話してみることによって今の自分の英語のレベルを実感できること」など、魅力的なことしかないです。私は「自分を何かしら変えたいと思っている人」は海外へ行くべきだと思います。全く違う日常に身を置くことでいろいろなものを吸収することができるからです。ある講演家の方は「人間はインプットがなければアウトプットできない生き物なのだ」と話していました。この言葉のとおりだと感じ、研修中に感じた英語に対する自分の弱点やネガティブな一面などを改善するため、帰国してからはYouTubeなどで点数を取る英語ではなく、実際に使える英語の勉強をしたり、アメリカ人のフレンドリーさを見習って関わる人に積極的に話しかけるなどして仲良くなったりと、英語力に加え、日常生活でも自ら行動することを心掛けています。

−研修・留学を考えている皆さんへ

コロナウイルスの影響で何かと閉塞感のある日々ですが、どんなことでも自ら楽しむことが大事だと思います。自分が好きなことだけでなく苦手としていることも積極的に行動に移してみてください。挑戦することで今後の目標などイメージが湧いてくるはずです。コロナが収束し、再び海外へ行けるようになったときは、思い切り楽しんでいろいろなことを吸収してください。


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