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2021420
国際交流

【グリフィス大学の研修から④】海外研修にはたくさんの魅力が詰まっている

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福岡大学の協定校グリフィス大学(オーストラリア)の研修に参加した学生紹介の第4弾です。

4人目は、経済学部経済学科4年次生の飯島禅仁さんを紹介します。飯島さんは「日本のいいところを世界に、世界のいいところを日本に。それぞれの素晴らしいものをシェアすることが私にとっての国際交流です」と話します。


グリフィス大学研修に参加した理由やきっかけ

行ったことがない国に行きたいと思い、オーストラリア・グリフィス大学研修に決めました。この研修は、全日程ホームステイであり、頼れるのは自分だけという状況に身を置くことで、英語力はもちろんのこと、コミュニケーション力を高めたい、真夏のオーストラリアを思いっきり楽しみたいと思ったことも参加理由の一つです。

−研修先での学び・楽しかったことは何ですか

グリフィス大学の言語教育機関に通い、1カ月英語力を高めながら、オーストラリアの文化や自然について学びました。最後の授業ではオーストラリアの交通事情についてプレゼンテーションを行いました。実際に使って驚いたことや日本との違いを分かりやすくまとめることができ、うまくプレゼンできたので、達成感がありました。授業は座学だけではなくゲーム要素が取り込まれたり、動物園や遊園地、街中で行う実地研修もありました。実地研修はどちらかというと社会科見学に近いもので、日本ではそのような授業は少ないと思います。日本との授業の形態の違いを感じ、面白かったです。
休日は
研修メンバーとシドニーやハミルトン島に旅行し、オーストラリアのおいしいものや美しい風景を存分に楽しむことができ、仲間との絆も深くなりました。旅行は自ら計画を立て、航空券・宿を手配するので、簡単なことではありません。しかし、目の前に広がるシドニーの夜景やライトアップされたオペラハウスを見たときの感動を思い出すと、間違ってもいいから自分で苦労して得た経験は一生の価値があると確信できます。

シドニー

ハミルトン島

−海外留学・研修の魅力

自分自身の成長につながることが魅力です。英語しか聞こえない日常の中で、食べたことのないものを口にした時の緊張、大学のキャンパスでコアラや大きなトカゲと遭遇した時の驚き、現地の人々のぬくもりに触れた瞬間など、さまざまな感情があふれた1カ月でした。成長したい、変わりたいと思うその気持ちがあれば必ず変わることができると思います。この海外研修にはそれだけの魅力が詰まっています。

−国際交流を通して感じた自分の変化は何ですか

英語力やコミュニケーション力が伸びたことはもちろんですが、それ以上に性格や考え方の面で大きく成長することができました。私は統括リーダーをしていたので、研修期間中は毎日先頭に立ってメンバーを引っ張っていました。それぞれ考え方や価値観がメンバー分ある中、リーダーとしての振る舞いに悩む時期もありました。どのように伝えれば理解してもらえるのか、共感してもらえるのか、を考え行動に移すことで、その力を身に付けることができました。その力は現在所属している総務委員会で総務委員長としての活動に生かせています。

−コロナ禍において今だからできること

英語は使わないとすぐに忘れていくため、日頃から意識して英語の勉強を続けることが大切です。全ての基本は単語ですので、少しずつ新しい単語を覚えて行くもよし、高校までに学んだ単語を繰り返し見直すのもいいと思います。実際、高校時代までに習った単語があれば十分に英会話はできます。私はリーディング力を伸ばすために、興味がある分野のニュースを英語で読んでいます。英語の記事を読むことはハードルが高いですが、日本語である程度理解して、該当する英語版の記事を読むと、ある程度は内容が理解できると思います。楽しく学ぶことができれば続けることができますし、英語力も自ずと伸びてくると思います。

コロナ禍でモチベーションを保つことは難しいですが、研修に行ける日は必ず来ると信じています。


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