令和7年司法試験では、福岡大学法科大学院の修了生5人と同大学院在学生(司法試験在学中受験プログラム履修者)2人が合格しました。
合格者に本学法科大学院の魅力や勉強方法等について話を聞きました。
荒瀬 明夏さん(福岡大学法科大学院2024年3月修了)
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福岡大学法科大学院への志望動機
自宅から近く、学生用駐車場があり、車での通学が可能だったことです。また、法科大学院の課程修了後も施設の利用が可能で、合格までアフターケアがあったことです。 -
福岡大学法科大学院の特長
在学生が少人数なので、先生方から手厚いご指導を受けることができます。また、科目によっては受講者が一人でも開講されます。福岡大学の敷地内にあるので、法科大学院以外の大学の施設も利用できます。 -
印象に残っていることや授業の感想等
最も印象に残っていることは実務演習です。模擬裁判を通して、刑事訴訟手続と民事訴訟手続の本質的な違いがどこにあるのかを真剣に考えるようになり、訴訟法の理解を深める上でとても重要な授業でした。 -
司法試験を受験するにあたって注力したこと・工夫したこと・合格のポイント
司法試験は年に1度しかないということを特に意識しながら、試験当日は万全の体制で臨めるよう準備を積み重ねました。論文・短答式過去問対策、苦手な論点の克服などは試験6カ月前までに終わらせるようにし、そこから2カ月前までは多くの事例問題にあたるための答案構成を集中して行いました。直前1カ月間は、論証集と条文の知識の確認をするという段階を踏んだ計画を立て、それに沿って取り組みました。
理解が不十分だと感じた論点については放置せず、時間を多少費やしても納得がいくまで調べました。 -
今後の抱負
法科大学院で学んだことを実務に生かしたいです。法律は時代の変化に対応して改正されていくので、常に新しい知識の習得に努めたいです。
【関連リンク】
法科大学院(法曹実務研究科)ウェブサイト
