10月18日(月)〜24日(日)に北九州市で行われた「世界体操2021」で、福岡大学卒業生の米倉英信選手(2020年スポーツ科学部卒業)が、個人跳馬で見事に銀メダルを獲得しました!
米倉選手は福岡大学体操競技部出身。在学中の2019年に、縦に2回転しながら横に3回転半する最高難度の大技「ロペスハーフ」を国際大会で成功させ、その技が「ヨネクラ」と名付けられました。
24日(日)の個人跳馬決勝では、1回目に大技「ヨネクラ」を成功させると、2回目の技も成功させ、「14.866」の高得点を叩き出しました。惜しくも目標としていた金メダル獲得にはあと「0.050点」届きませんでしたが、堂々の銀メダル獲得です。
試合後に米倉選手は、「今回は地元・福岡での開催でもあり、気合が入っていました。本番では思い描いていた『攻めの演技』ができて、その結果の銀メダルなので納得しています。自分自身を誇りに思います」と話しました。また、今後の目標について、「『ヨネクラ』は今後も使い続ける技。引き続き磨きつつ、安里圭亮選手(2016年スポーツ科学部卒業)が跳んでいる『リ・セグァン』にも挑戦していきたい。向上心を持ってこれからも練習を続けます」と話し、「まずは目先の大会に照準を当て、その先にオリンピックが見えてくれば」とコメントしました。
今後も挑戦を続ける米倉選手へ、引き続きご声援をお願いします。
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読売新聞:跳馬で米倉英信が銀メダル…世界体操
産経新聞:初出場の米倉、跳馬で銀「誇りに思う内容」 世界体操