福岡大学工学部社会デザイン工学科の景観まちづくり研究室(柴田久教授)が長年携わってきた大分県佐伯市の文化施設と周辺地区(さいき城山桜ホールと周辺地区)のまちづくりが、「2022年度グッドデザイン賞」を受賞しました。
このプロジェクトは、かつての城下町や商店街の活気が失われていた大分県佐伯市の中心部に位置する大手前地区に、文化施設を中心とし、地区全体の整備を行い賑わいを取り戻すことで市内回遊動線を有効化し、まち全体の活性化を図るものです。周辺との調和、市民の居場所の確保、活動が見えることで活性化を図る等の工夫を施し、地区全体の賑わい創出を図っています。



景観まちづくり研究室は、プロデュース等で本取り組みに長年携わり、柴田久教授をはじめ、歴代の研究室所属の学生も多く携わりました。2020年から供用が開始され、文化と賑わいの拠点として市民に愛され続けています。
また、2022年度にグッドデザイン賞を受賞したほか、2021年度には国土交通省主催の都市景観大賞で優秀賞も受賞しています。

市民ワークショップの様子

市民ワークショップの様子(景観まちづくり研究室の学生も参画)