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2022128
研究
産学官連携

福岡大学工学部の学生ロケットプロジェクト「FURock」が中高生にロケットの魅力を伝えるイベントに参加しました

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福岡大学工学部機械工学科の川端洋助教(流体工学研究室)と学生ロケットプロジェクト「FURock」は、昨年9月に全長約1.3mのロケット打ち上げるなどロケット研究を行っています。

こうした活動から、昨年12月には「モデルロケットチャレンジ・サガ2021」に招かれ、中高生に向けて講演を行いました。また、全長20cmの小型ロケット製作と打ち上げ実験を支援しました。

●○講演を行った坂本宇星(うせい)さん(電気工学科2年次生)・川原拓真さん(機械工学科2年次生)に話を聞きました。○●

「FURock」は、現在8人のメンバーでハイブリットロケットを製作しています。2020年4月に福大ロケットプロジェクトを発足、昨年9月に本学初のハイブリットロケットの打ち上げ実験に成功しました。「FURock」はロケットの本体を製作する機体班、機体の先端部(ノーズコーン)を切り離すための回路を製作する電装班、エンジンを運用する燃焼班の3つの班で活動しています。

今回のイベントでは、約20人の佐賀県内の中高生、教職員が参加しました。私たちが川端先生や先輩達と一緒に製作したロケットの製作過程や打ち上げ実験の経験から学んだ、製作段階でのトラブルやものづくりの奥深さ、実験準備の難しさなどを紹介しました。その困難を乗り越えてロケットが形になっていく面白さや楽しさを、中高生に伝えることができたと思います。
また、自分の作ったロケットが無事に飛ぶ瞬間の感動を、今回のモデルロケット打ち上げ実験を通して感じてもらえたのではないかと思います。イベントに参加していた中高生には、ロケットや宇宙、ものづくりにさらに興味を持ち、自分の好きなことを仲間と協力しながら、より高いレベルで挑戦してもらいたいです。

「FURock」の活動について説明

ロケットの製作過程について説明

〈モデルロケットチャレンジ・サガ2021〉
佐賀県と国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、宇宙技術を利活用して地域課題の解決等を図ることを目指し、2021年3月22日に協定を締結。佐賀県は本協定を活用して「宇宙×地方創生」を進め、今回はその第6弾として「理数が楽しくなる教育」実行委員と連携して、「モデルロケットチャレンジ・サガ2021」と題したモデルロケットの制作・発射体験イベントを開催しました。佐賀県内の中高生・教職員を対象としており、中高生の中から将来、宇宙に携わる人材を創出することを目指しています。

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