福岡大学では、課外教育プログラムの一つとして本学学生の自主的で自由な発想から企画された独自のプロジェクトを物心両面から支援する制度「学生チャレンジプロジェクト」を毎年実施しています。今年度採択された「みらプロ」は、いつ起きるか分からない災害(未来)に対して、本学学生の防災意識を向上させ、被害減少に努めることができる防災リーダーの育成を目的に活動しました。
県内でも地震や水害などが多発する中、福岡県社会福祉協議会から防災意識の醸成を行う「みらプロ」の活動に興味を持っていただき、2 月 18 日(日)にクローバープラザ(福岡県春日市)で開催された「ふくおか“きずな”フェスティバル」の分科会で活動報告を行いました。「ふくおか“きずな”フェスティバル」は、ボランティアの多分野交流、人材開拓および活動促進を図り、本県の地域福祉を推進することを目的に開催されています。
「みらプロ」は、「学生×『?』~学生の地域貢献・ボランティア活動から考える福岡の“ミライ”~」の分科会で、『大学生ならではの視点での防災』を活動内容として報告しました。防災をより身近な存在として捉えられるよう考案した、緊急時の連絡先・集合場所を記載できるオリジナルステッカーや本学近辺の立体型ハザードマップを実際に会場に展示し、来場者に紹介しました。
発表した「みらプロ」代表の玉川絢子さん(工学部建築学科2年次生)は、「学生の力が地域貢献に大きく寄与していることが再認識出来ました。今後も継続して取り組めるよう組織作りなど進めていきます」と話しました。