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2023929
キャンパスライフ

【学生チャレンジプロジェクト*】現地研修を行いました ~『みらプロ~未来に向けた防災リーダープロジェクト~』~

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*学生チャレンジプロジェクト

福岡大学の学生が自主的で自由な発想から企画した独自のプロジェクトを、大学が物心両面から支援する制度。学部・学年の垣根を超えた人材育成を目的としており、最大3件を採用、200万円の助成金をそれぞれの採用プロジェクトが分割して受けることができます。毎年5月にプロジェクトの募集を行い、10月に中間報告会、12月に成果報告会を行います。

今年度は4件のプレゼンテーションがあり、「みらプロ~未来に向けた防災リーダープロジェクト~」が採択されました。プロジェクトの目的は、いつ起きるか分からない災害(未来)に対して、本学学生の防災意識を向上させ、被害減少に努めることができる防災リーダーを育成していくことです。構成メンバーは、法学部1人、経済学部4人、商学部1人、工学部1人、合計7人です。

メンバー達は、専門的な知識や防災対策など多くのことを学ぶため、8月28日(月)から31日(木)までの4日間、東日本大震災で被災した岩手県・宮城県・福島県の東北3県を訪れ、実際に仮設住宅に宿泊して現地の方の話を聞いたり福島大学と防災グッズを制作したりするなどの現地研修を行いました。

現地の方の講話

福島大学との交流会

実際に研修を行い、プロジェクトの代表である玉川絢子さん(工学部建築学科2年次生)は「震災復興伝承館だけではなく、仮設住宅や行政機関が関わる施設にも今回は足を運び、自分たちの目で東北の現状を知ることができました。伝承館では震災の恐怖・被害を学び、防災意識の高い東北の対策を九州に伝えられるようにしたいと思いました。震災当時使われていた仮設住宅での宿泊や、仙台市が管理する津波タワー、12年経った今でもなお震災に対して活動を続ける福島大学の同世代の学生との交流など、充実した4日間でした。これからの活動は、防災グッズ・防災食・避難対策、3つのテーマで進めて、本学の学生へ防災に関する情報を発信していきます」と話します。

今後は現地研修で得た知識から、学内で防災食や備蓄品に関する情報発信、本学周辺のハザードマップを模型で制作し学園祭に展示するなどの活動を予定しています。

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