大濠高校バスケットボール部は11月3日(火・祝)、ウインターカップ県予選の決勝戦で宿敵の福岡第一高校と対戦しました。
すでにウインターカップ出場が決まっている同部。激闘の一戦を取材しました。
大濠高校 61-88 福岡第一高校
対戦相手の福岡第一高校は、昨年のウインターカップ決勝で対決した宿敵の相手。新チームになってからの対戦成績は一勝一敗で、全国から注目を浴びる一戦となりました。
試合は、序盤から素早く攻守が切り替わる激しい展開。前半を終わって27-39のビハインドで折り返します。
迎えた後半戦。第3Qでは、素早い出足からボールを奪う場面を演出し、一時は37-37の同点に追いつきます。しかし、その後の福岡第一高校の反撃を抑えることが出来ずに点差が開き、61-88の準優勝に終わりました。

- 試合後のコメント
片峯 聡太 監督

今日の決勝戦は、相手をよく分析し、十分な準備をして臨みました。
長身のアリ選手と、スピードのあるハーパー選手を徹底的にマークするという作戦は、ある程度機能したと思います。しかし、第3Qでオフェンスが崩れてしまい、点差を広げられてしまったことで今日のゲームが決してしまいました。
最終スコアを見ると、実力の差が大きくあったと思います。私たちの目標「日本一」に変わりはありませんが、足元もしっかり見ないといけません。今のままでは、全国の舞台でも上位に食い込むことは難しいと思います。
しかし、ウインターカップ本選までは2カ月弱の時間があります。まずは走り込みの練習を徹底し、「日本一」に向けてしっかり準備したいと思います。
平松 克樹 主将(3年生)

3年連続で県予選準優勝という結果に終わり、県予選でも「今年こそ」という思いがあったので、悔しい気持ちが強いです。
前半戦は、自分たちのやり方を徹底して戦えていたと思います。しかし、後半戦でチーム間でのコミュニケーションがうまく取れず、アグレッシブさに欠けてしまいました。
逆に、福岡第一高校は個々人の調子が上向かない場面でも、チーム全体で盛り上げていた印象があります。見習うべきところは見習い、ウインターカップに向けて準備したいと思います。
今年はコロナ禍で、思うように練習できない期間がありました。自分たちはコロナを言い訳にせず、バスケットボールに対する姿勢を常に意識してきたつもりでしたが、今日の結果を見ると、まだそれが足りないのだと思います。ウインターカップに向けて、最善の準備をしたいと思います。
大濠高校バスケットボール部は、12月23日(水)から東京都で開催されるウインターカップ本選に挑みます。
昨年の大会は決勝戦で福岡第一高校に敗れ、惜しくも準優勝。「今年こそ日本一」の目標に挑戦する同部へ、今後も応援をよろしくお願いします。
