福岡大学が主催する「第19回(令和5年度)全国高校生川柳コンクール」の入選作品および学校賞を発表します。
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大賞〔福岡大学長賞〕
「AIで 考え直す 人の価値」
東京都 足立学園高等学校 1年 大瀧 友偉 さん -
優秀賞
「面接で 未来の扉を ノックする」
福岡県 つくば開成福岡高等学校 3年 相生 絢香 さん -
優秀賞
「セピア色 祖母と私が 瓜二つ」
埼玉県 栄東高等学校 2年 近藤 耀子 さん
その他の「入選作品」「作品評価」「受賞者コメント」等については第19回全国高校生川柳コンクールウェブサイトからご覧ください。
本学では、平成17年度から全国の高校生を対象に川柳コンクールを開催しています。
今年度は、全国484校(前回比58校増)15,060人(同1,320人増)の高校生から応募があり、その中から大賞〔福岡大学長賞〕、優秀賞(2作品)、特別賞〔全日本川柳協会賞・西日本新聞社賞・NHK福岡放送局長賞・紀伊國屋書店賞・日本旅行賞・カーボンニュートラル賞・福大生が選ぶ賞〕、入賞(30作品)、学校賞(12校)を決定しました。
高校生の皆さん、たくさんのご応募ありがとうございました。
今回はアフターコロナの時代に入り、部活動やイベントなど、活気や日常が戻りつつある今日を表現した作品が多く見られました。また、友人関係や家族などの人の営みについて繊細に触れられていたほか、「AI(人工知能)」「推し活」「ジェンダー」「SDGs」など注目のテーマに関する作品も多く見られ、高校生の次代を見る目と興味・関心の幅の広さが表れていました。
活字離れが進んでいるといわれる今日、川柳というわが国固有の短詩形文学に親しんでいただき、それを通じて高校生の皆さんが家族や友人、そして社会を考えるきっかけになれば幸いです。