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2023327
キャンパスライフ

経済学部生3人が「第13回言の葉大賞」で受賞(1回/全3回)

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福岡大学経済学部の辰己佳寿子教授(地域社会論専攻)のゼミでは、ゼミ活動の恒例行事として、一般社団法人言の葉協会が開催する『言の葉大賞*』に作品を応募しています。今般、「第13回言の葉大賞」では、辰己教授のゼミ生3人が最優秀賞・優秀賞・入賞を受賞しました。また、3年連続で「学校賞」も受賞しました。

辰己教授は、『「学校賞」を受賞できたことはゼミ生全員のチーム力への評価と感じています。言の葉大賞に応募する文章を書くことのねらいは、一人一人が自分自身に真摯に向き合い、内なるものを言葉にすることです。ゼミで作品を発表する時は、学生同士が恥ずかしさを抱えつつ、自らの文章を仲間にさらけ出し、コメントしながら刺激を受け、自身の内側に再度問いかける、そして他者の作品に対しても共鳴しながらコメントするといった、互いが学び合う「共育」の場になっています。内輪で切磋琢磨するだけでなく、第三者にも見てもらうため「応募することに意義がある」と思ってきました。しかし、今回の受賞で「言葉に魂を込めて自己を表現する」段階へと一歩踏み出せたように思います』と話します。

*言の葉大賞とは、毎年テーマに沿った800字の作文を募集するコンクールのこと。今回のテーマは「つなぐ」でした。

辰己教授のゼミの魅力は、ゼミ生同士での交流機会が多いところだとゼミ生たちは話します。受賞者の声を3回にわたってお伝えします。

1回目は入賞を受賞した河野隆朗さん(経済学部4年次生)です。


・作文に込めた想いを教えてください
作文には、所属していた交響楽団の50周年記念演奏会のことについて書き、コロナ禍での葛藤や苦悩、そして挑戦した経験を通じて思ったことを素直に詰め込みました。プロジェクトの成功に向けての道のりは簡単ではありませんでしたが、最終的に自分自身と周りの仲間たちの努力と粘り強さが報われ、良い結果を出すことができました。私たちは、誰でも過去に何らかの失敗や挫折を経験していると思いますが、それらを乗り越え、成長することができると信じています。私の作品を読んでくださった方々に、それが少しでも伝われば嬉しく思います。

・この活動から学んだこと、今後どう生かしていきたいか
辰己教授のゼミでは毎年、この『言の葉大賞』に応募しています。ゼミで作文を共有することで、新たな視点や知識を得ることができました。他の人の発表に対してフィードバックを行うことで、自身の考え方や表現力を深めることもできました。そして、不思議なことに毎週会っているゼミメンバーなのに、お互いに書いた文章を見せ合うことで、また新たな一面が見えてくるものです。文章には、書く人の人生が無意識に反映されると感じます。構成や論理的な流れは必要ですが、それ以上に「豊かな経験を積む」ということが、リアルな文章を生み出す条件の一つではないかと思います。日々新たな経験を求め、これからも邁進していきたいです。

 


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