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2023329
キャンパスライフ

経済学部生3人が「第13回言の葉大賞」で受賞(3回/全3回)

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福岡大学経済学部の辰己佳寿子教授(地域社会論専攻)のゼミでは、ゼミ活動の恒例行事として、一般社団法人言の葉協会が開催する『言の葉大賞*』に作品を応募しています。今般、「第13回言の葉大賞」では、辰己教授のゼミ生3人が最優秀賞・優秀賞・入賞を受賞しました。また、3年連続で「学校賞」も受賞しました。受賞した学生の声を3回にわたって伝えています。

*言の葉大賞とは、毎年テーマに沿った800字の作文を募集するコンクールのこと。今回のテーマは「つなぐ」でした。

3回目は最優秀賞を受賞した岡ちひろさん(経済学部3年次生)です。


・作文に込めた想いを教えてください
大学入学のタイミングで新型コロナウイルスが流行。想像とは大きくかけ離れた大学生活で、人とのつながりも思うようにいかず、現実に苦しんだ人は、私以外にもたくさんいると思います。このような経験をしたからこそ、身近にあることとの「つながり」に気付くことができるのではないかと思いました。感染症の流行などのように、自分の力ではコントロールできないような出来事が、これから先もきっとあると思います。その時に、置かれた環境を苦境と捉えず、その環境だからこそ見いだせるものがあるということが伝わればという想いを込めました。

・言葉を駆使して、自分の考えや思いを表現する難しさはどのようなところですか
自分の中でのイメージや伝えたいことを、読者の方にそのまま伝わるように表現することは難しいと思います。なぜなら、人それぞれ感情の基準が違うからです。例えば、「嬉しい」という言葉。同じ「嬉しさ」でも、プレゼントをもらった時の「嬉しさ」と、テストで満点を取った時の「嬉しさ」では種類が違います。この違いを生み出しているのは、「嬉しい」という感情の感度や程度、余韻なのだと思います。こうした違いを踏まえて、自分の意図することがそのまま伝わるように書こうとすると、800字という限られた字数の中ではさらに、「言葉」を駆使して伝える難しさを感じました。 


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