東日本復興夏期セミナーは、2011年3月に発生した東日本大震災の被災地を訪問し、ボランティア活動や現地の人々との交流を通じて、防災や災害支援について学習するセミナーです。
参加する学生たちは、被災地や被災地産業の現状、復興の進捗や課題、そして地域の魅力について学び、考えていきます。さらに、被災地の「住居」「農業・漁業」「観光」などの分野にも考えを巡らせ、幅広い視点で復興について考えていきます。また、集団生活を通じて社会性を身に付けることも目的の一つとしています。
1回目に続き、10月16日(土)・17日(日)には15人が東日本大震災の被災地を訪れました。
4日間の日程を終え、4年次生では1人のみの参加となった田中夏希さん(人文学部英語学科4年次生)は、「来年から教員になる自分の身と重ねて現地の方のお話を伺った。特に大川小学校や戸倉小学校・中学校の事例は胸に強く刺さるものがあり、今後の教員人生に生かしていきたい」と話しました。

南三陸町震災復興記念公園で活動

語り部の話を聞く学生たち

旧防災対策庁舎を見学

南三陸町椿の避難路