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2025120
就職
卒業生

ヤマエグループホールディングス株式会社 水﨑 稜人さん

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福岡大学の卒業生を紹介します。主に大学院生の就職について話を聞きました。

(広報誌『学園通信』78号より)


興味をとことん突き詰めた2年間で自分の長所も見つかった

勤務先:ヤマエグループホールディングス株式会社
水﨑 稜人さん(法学部法律学科 2021年卒業)法学研究科民刑事法専攻 博士課程前期 2023年修了)

大学院への進学を考え始めたのは大学入学前からでした。刑事裁判に関心があり、刑法をより深く研究したいという思いがありました。

近年、詐欺や窃盗において新たな犯罪類型が現れています。それらに対してどのように条文を解釈し、適用していくのか疑問を持ち興味を抱きました。具体的には窃盗罪における新たな犯罪類型の未遂犯の成立時期を研究し、抽象的な法の本質を考え抜きました。物事の本質を捉え、多角的な視野から考える経験は、今の社内外の多くの課題に対応する経理の仕事にも生かされています。

大学院では2年間指導教員の先生が積極的に関わってくださったお陰で、研究に関する相談以外のことも気軽に話すことができました。就職活動と修論(論文・研究)の両立が大変な時も励ましていただき、心強かったです。先生や事務職員の方と接する機会も多くあり、コミュニケーション力も養えました。また2年間という時間は自分が何をやりたいのかを考えられる貴重な時間です。私は「食」に関する仕事に興味が湧き、現在の会社を志望しました。

文系の大学院卒は多少就職に不利と思われがちです。しかし研究で得たものから社会に役立てることがきっとあります。私は本質を見極める力をアピールポイントとして就職活動をしていました。大学院で学びを深め、そこから強みを見つけてアピールしていくとよいと思います。

Message : 研究内容に一歩ずつ近づく学びの楽しさ
大学院では未解決で複雑な問題に対して、自分の力で一歩一歩答えに向かう楽しさがあります。その過程で研究分野の知識や考え方が身に付くことはもちろん、社会でも役立つ、さまざまなスキルを身に付けられることが魅力です。ぜひ頑張ってください。

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