舞踏研究会
部員数は1年次生52人、2年次生25人、3年次生10人、4年次生5人の計92人。練習は月・水・金の18時~20時30分にビクトリーホールで行い、大会前は日曜日も行う。
ダンスは、スタイルや衣装などによって「モダン」(スタンダード)と「ラテンアメリカン」に分けられ、さらに曲の拍子や速さによって「ワルツ」「タンゴ」(モダン)、「サンバ」「パソドブレ」(ラテン)などに分けられる
激しく、美しく。
全国上位入賞の舞い
男女がペアとなり、音楽に合わせて華麗な動きを見せる競技ダンス。その激しい動きから“ダンススポーツ”とも呼ばれます。主将を務める太田喬也さん(工学部電子情報工学科3年次生)は、「1年次の時に練習を見学し、一目でそのカッコよさに引かれました」と語ります。
2017年12月の全国大会で「サンバの部」3位、「パソドブレの部」4位など、ここ数年は複数の部門で全国上位入賞者を出していますが、部員のほとんどが未経験で入部。練習では、先輩たちから基本動作や“福大ベーシック”と呼んでいる基礎となる振付を学びます。基本的な動きを繰り返しながら美しい身のこなしを習得する一方、体幹トレーニングを積み、激しい動きに耐え得る筋力・体力を付けていきます。
大会では曲との調和や動きのキレ、動きにブレがないかなど、総合的な美しさを競います。「体を大きく使うことや表情も大切で、いかに審査員の目に留まるかがポイント」と話す太田さん。昨年は秋の九州大会で団体総合2位。団体総合優勝の奪還を目指し、練習にも熱が入ります。
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アピールポイントの一つである鮮やかな衣装も曲調や振付などに合わせて自分たちで考える
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ペア間の意思疎通が求められる競技ダンス。合宿や旅行などを通して積極的に交流・親睦を図っている
年間行事
5月 全九州学生競技ダンス選手権大会
6月 全九州学生競技ダンス春季大会
7月 全日本学生選抜競技ダンス選手権大会
8月 シーキャン(夏旅行)
9月 リーキャン(合同合宿)
10月 北部九州学生競技ダンス大会
11月 全九州秋季学生競技ダンス大会
12月 全日本学生競技ダンス選手権大会


少林寺拳法部
部員数41人。平日は16時40分から、土曜日は10時からビクトリーホールで練習を行う。2018年で創部55周年を迎え、5月4日(金・祝)には周年式典を開催
突き・蹴り・受けなどを組み合わせた連続技は迫力満点。激しく素早い動きで見るものを圧倒する
技を磨き、有為な人材を目指し
人格形成に励む
「少林寺拳法は武術の修得だけでなく、人間形成にも力を入れているのが特徴です」と話すのは、主将の山本隆太さん(理学部物理科学科3年次生)と統制長の上村謙心さん(商学部貿易学科3年次生)。少林寺拳法は戦後の日本で創始され、武術の修行を通じて社会に役立つ“人づくり”を目指しており、国際大会も行われるなど海外にも広く普及しています。
競技としては、1人から数人が一組となって突き・蹴り・投げ技などを披露し、技の修得度や動きを審査する「演武」と、道衣の上に防具を身に付けて行う実戦形の「運用法」があります。部員のほとんどが大学に入って始める初心者のため、練習では基本の「型」を徹底して体に覚えさせていきます。厳しくハードな練習を通して、挨拶・礼儀や他者を思いやる気持ち、リーダーシップなどを身に付け、人としての成長も目指しています。
部は今年、創部55周年の節目の年を迎えます。全九州学生大会では2016年、17年と「団体演武」で連覇を達成しており、全日本学生大会には51年連続出場中です。少林寺拳法の教えにある「過去の自分を超える」をモットーに、全九州大会での総合優勝、全日本学生大会での上位入賞を目指して日々、鍛錬を続けています。
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全九州学生大会の入賞者
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練習では全員で基本の「型」をしっかりと確認する
年間行事
5月 新入生交流会
6月 福岡県大会
7月 運用法技術交流会全国大会
(2年ごと)
9月 全九州合宿
10月 全国大会
11月 全日本学生大会
12月 全九州学生大会九州大学交流会

