令和5年度から城南区で福岡大学による中学校部活動地域移行トライアル事業が開始されます。
これは全国の課題でもある中学校部活動地域移行に取り組むため、福岡大学の体育部会に所属している学生がコーチングなど部活動の支援を実施していく予定です。
8月28日(月)には学生向けに「部活動指導者養成研修会」が行われました。この研修会では友泉中学校の宇都宮校長をお招きし、教員としての心構えや現場の声、ハラスメントの話など今後部活動で中学生と関わる学生にとって貴重な勉強の機会となりました。
その他にもスポーツ科学部の乾真寛教授による今後の大学スポーツの在り方や取り組みの講義、外部講師によるAED講習などが行われました。


外部講師によるAED研修等


乾教授による講義
部活動指導者養成研修会は9月4日(月)、9月11日(月)にも開催予定で総勢130人近くの学生が研修会に参加します。研修を受けた学生は人材バンクに登録され、集合型(大学スポーツ施設を活用した合同練習会)部活動と派遣型(大学から中学校への指導者派遣)部活動の併用により、城南区中学部活動の地域移行課題に対して、トライアル事業を積極的に展開していきます。
なお、集合型部活動は、10月〜12月の3カ月間、土曜日の午後を中心に、福岡大学内の陸上競技場、サッカー場、剣道場、バレーボールコートで実施される予定です。 城南区内の中学生526人(4種目)が、集合型のトライアル部活動に参加する予定です。
この事業は、福岡大学が令和5年度「大学スポーツ資源を活用した地域振興モデル創出支援事業」(スポーツ庁公募・大学スポーツ協会委託事業)に採択され、実施しているものです。
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関連リンク
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