アメリカ合衆国・オレゴン州で行われている「世界陸上」の4日目、福岡大学陸上競技部OBの真野友博選手(2019年工学部卒業、九電工)が男子走高跳の決勝に出場し、初出場ながらこの種目で日本人史上初となる8位入賞を果たしました。
試技では、2m19と2m24をともに2回目でクリア。続く2m27では、助走、踏み切りともに完璧なタイミングで跳び、1回目の跳躍でクリアしました。
その後の2m30では3回のチャレンジも失敗に終わり、記録は2m27となりましたが、この種目で日本勢初となる入賞を果たしました。
試合後のコメントで真野選手は、「結果として入賞できたことは嬉しい。ただ、率直に悔しかったなという部分も大きい。片峯隆先生(本学スポーツ科学部教授)からもちょっとだけ『おめでとう』という感じだったので、まだ上を目指してほしいということだと思う。今回以上の記録、日本記録も目指しながら頑張っていきたい」と話しています。

8位入賞を果たした真野選手
また、同じく本学陸上競技部OGの上田百寧選手(2022年スポーツ科学部卒業、ゼンリン)は、大会6日目の女子やり投予選に出場しました。
膝の怪我もあり、予選通過とはなりませんでしたが、素晴らしい力投を見せました。世界の舞台を経験した上田選手のさらなる飛躍に期待します。

世界の舞台を経験した上田選手(左)と指導する野口安忠先生
大会は7月24日(日)まで続きます。引き続き、出場選手への熱い声援をよろしくお願いします。
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今後の日程
7月22日(金):女子4×100mリレー 予選(17:40〜)※兒玉選手出場予定
7月23日(土):女子4×100mリレー 決勝(19:30〜)
※いずれも現地時間 -
関連リンク
世界選手権特設サイト(日本陸上競技連盟ウェブサイト)
『世界陸上オレゴン』|TBSテレビ
オレゴン世界陸上タイムテーブル|月陸Online