12月14日(火)、「第70回全日本大学サッカー選手権大会」の準々決勝が群馬県前橋市で行われ、福岡大学サッカー部(男子)はベスト4進出をかけて阪南大学(関西地区第4代表)と戦いました。
試合は前半、FWの大崎舜選手(経済学部3年次生)がペナルティエリア内でファウルを受け、PKを獲得します。これを、キッカーの北條真汰選手(スポーツ科学部2年次生)が冷静に沈め先制。しかし、直後にオウンゴールで失点し、前半を1-1で折り返しました。
後半は一進一退の展開になり、本学は何度もゴールに迫ります。阪南大学がシュート6本だったのに対し、本学はシュート9本。シュート数や決定機では上回ったものの、相手のディフェンス陣を破ることはできず、延長戦に突入します。延長戦でも決着は付かず、試合はPK戦にもつれ込みました。
PK戦では、本学GKの菅沼一晃選手(スポーツ科学部2年次生)もナイスセーブを見せますが、相手GKに2本のセーブを許し、あと一歩及ばず。惜しくも敗戦となりました。
2回戦で強豪・法政大学を破り、約9年ぶりのベスト4進出を目指したサッカー部。準々決勝前、選手たちが口を揃えて「チーム全員で勝ちたい」と意気込んでいたとおり、フィールドの選手、ベンチ、スタッフが一体となり、互いをカバーし合いながら戦っていた姿が印象的でした。
今後も、更なる高みを目指すサッカー部へ、引き続きご声援をよろしくお願いします。
-
乾眞寛監督 コメント
あと一歩のところでの敗退。勝てていた内容だっただけに、本当に残念です。選手たちは、「8強」のレベルを十分に超えていたと思います。だからこそ、勝たせてあげたかったという思いでいっぱいでした。
今大会を通じて、チーム全員がハードワークした試合は見応えがあり、目標だった4強入りは目前で取り逃したものの、歴史に残る素晴らしい戦いをした選手たちを誇りに思います。全国各地から、福大サッカー部を応援していただき、ありがとうございました。 -
関連リンク
・西日本スポーツ:福岡大が準々決勝惜敗 23年J1福岡入り鶴野が負傷退場 サッカー大学選手権
・ゲキサカ:“今大会限り”須佐徹太郎副顧問を日本一に…阪南大が福岡大をPK戦で下し4大会ぶり4強入り
・JUFA 一般財団法人全日本大学サッカー連盟ウェブサイト
・準々決勝配信映像(YouTube)
・福岡大学サッカー部ウェブサイト