12月11日(土)、「第70回全日本大学サッカー選手権大会」で福岡大学サッカー部(男子)はベスト8をかけ、法政大学と対戦しました。
法政大学は、9月の総理大臣杯で優勝し、現時点で9選手のJリーグ内定が決まっている強豪。試合は、序盤から相手にボールを保持される苦しい時間帯が続きますが、主将の田中純平選手(経済学部4年次生)を中心にした固い守備で得点を許しません。先制点が欲しい本学も、FW大崎舜選手(同・3年次生)を中心に攻めますが、決め切れず、0ー0で前半を折り返します。
後半も一進一退の攻防が続きますが、後半36分、2022年Jリーグロアッソ熊本内定の阿部海斗選手(スポーツ科学部・4年次生)のクロスに、2023年アビスパ福岡内定の鶴野怜樹選手(同・3年次生)がダイレクトで合わせ、本学が先制。
試合終盤、法政大学の猛攻を受けますが、チーム全員で守り切り、1ー0で勝利。3年ぶりのベスト8進出を決めました。試合終了時は選手、スタッフが抱き合うなど全員で勝利を分かち合いました。
【勝利インタビュー】
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乾真寛監督
法政大学撃破の「勝因」は、2年前にも対戦した経験値を生かし、受け身にならず強気な対策をして臨めたことが挙げられます。後半半ばから、得点を奪いにくる法政大学の背後を効果的に突いた鶴野選手の決勝ゴールは、まさに狙いどおりの一撃でした。まず、次の一戦に集中して福大サッカーの戦いを自信を持って発揮するつもりです。次戦も引き続き、応援よろしくお願いします。 -
田中選手
法政大学の選手個人個人の能力が高い中で、福大はチーム力で対抗して何とか粘り強く守り、ワンチャンスをものにするという事前に立てていたゲームプランを遂行できた事が今回の勝利に結びついたのかなと思います。自分たちの目標はベスト4以上、そしてその先の日本一です。もう目の前まできているチャンスをチーム全員で掴みとるべく、最高の準備をします。次戦も応援よろしくお願いします。 -
鶴野選手
今回の結果は、全員がいい準備をして120%の力を発揮したからだと思います。しかし、目標を達成できた訳ではありません。この結果に満足することなくさらに上を目指します。個人としても全く満足していないので、もっとチームの勝利に貢献できるように頑張ります。
準々決勝は、12月14日(火)12時から行われ、関西地区代表の阪南大学と対戦します。
試合の様子は、「ジェイネットTV」および「YouTube 全日本大学サッカー連盟公式チャンネル」で録画配信予定です。
サッカー部(男子)へのご声援をよろしくお願いします。
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・JUFA 一般財団法人全日本大学サッカー連盟ウェブサイト
・二回戦配信映像(YouTube)
・福岡大学サッカー部ウェブサイト