第105回日本陸上競技選手権大会は6月25日(金)、ヤンマースタジアム長居で大会第2日目の競技が行われ、女子100m決勝で兒玉芽生選手(人文学部教育・臨床心理学科4年次生)が2連覇を果たしました。
兒玉選手は、予選、準決勝を出場選手トップのタイムで通過。決勝戦は向かい風1.9メートルの悪条件と、「連覇」がかかるプレッシャーを背負いながら、「11秒62」のタイムで見事連覇を決めました。レース終盤は後続に迫られたものの、最後までトップを譲りませんでした。
大会第3日目からは女子200mに出場する兒玉選手。昨年は惜しくも2位に終わった200mでのリベンジを誓います。試合後のコメントでは、「納得いくタイムは出なかったが、プレッシャーがある中で優勝できたことは自信になると思う。明日からは気持ちを切り替え、200mでも優勝したいと思います」と力強く話しました。
また、兒玉選手を指導する信岡沙希重コーチ(スポーツ科学部准教授)は、「100m決勝のレースは満点の走りでは無かったものの、限られた時間で良くここまでコンディションを整えたと思います。ただ、芽生はまだまだ力を秘めています。200mは昨年勝ち切れていないので、流れを途切らさず、2冠を目指してほしい」とコメントしています。
女子200mは26日(土)に予選、翌27日(日)に決勝戦が行われます。

優勝インタビューを受ける兒玉選手

信岡コーチと笑顔で記念撮影
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