FUKUDAism(フクダイズム)

  • facebook公式アカウント
  • twitter公式アカウント
  • Instagram公式アカウント
20201021
スポーツ

【準硬式野球からプロの舞台へ】大曲錬投手がドラフトへの意気込みを語る

  • facebookでシェアする
  • twitterでシェアする
  • LINEでシェアする

10月26日(月)に行われるプロ野球ドラフト会議。硬式球に比べ球速が出にくいと言われる準硬式球で最速154キロを計測し、各球団のスカウトの注目を集めているのは、福岡大学準硬式野球部に所属する大曲錬選手(商学部商学科4年次生)です。大曲選手に、ドラフトへの意気込みを語ってもらいました。

 

硬式野球部に交じりトレーニングをしている

ブルペンでの投球


  • プロフィール
    名前:大曲 錬(おおまがり れん)
    生年月日:1998年5月21日
    身長:179センチ 体重:78キロ
    球歴:小学校3年生の時に「柳川昭代ドリームズ」で野球を始め、昭代中学校では硬式クラブチームの「佐賀藤本ベースボールクラブ」に所属。西日本短期大学付属高校では1年秋に内野手としてベンチ入り。3年春から投手に転向。

−ドラフト会議を前にして、今の率直な気持ちを教えてください。

小さい時からの夢が叶うと思ったらワクワクします。それと同時に本当に指名されるのだろうかという不安もあります。ドラフト会議当日は兄の誕生日でもあるので、何とか良い報告ができるようにしたいです。

−プロ野球選手を意識し始めたのはいつ頃からですか。

小学校で野球を始めた時からプロ野球選手になるのが夢でした。実際に意識するようになったのは大学3年次生の時に球速が150キロを超えるようになり、プロのスカウトの方に見に来ていただけるようになったときから少しずつ意識し始めました。

−硬式野球部ではなく準硬式野球部を選ばれたのはなぜですか。

高校時代、自分はエースではなく2番手投手でした。最後の夏の大会では出番もなく終わってしまい、野球をやめて就職することを考えていました。その時監督が、本学の準硬式野球部を薦めていただき、準硬式野球部に入部しました。硬式野球部に入部していれば試合に出られなかったかもしれないので、ここまで成長できていなかったと思います。

ー準硬式野球部に入部して成長した点は何ですか。

自分で考えて練習する習慣が付いたことです。高校時代はどちらかというとやらされていた練習が多かったのですが、大学では自主的に練習することが求められます。自分の場合は投球フォームを一から見直し、サイドスローからオーバースローに転向しました。どうやったら速い球が投げられるのかを日々考えていました。また、実戦経験を多く積ませていただいたことも成長できた要因と思います。

ー福岡大学に進学して良かったと思うことを教えてください。

さまざまな人に出会えたことです。自分は商学部に所属しているので、周りに商学の勉強に打ち込んでいる人を多く見ます。そのような学友の姿を見たり接したりすることで“自分自身もさらに野球を頑張ろう”と刺激を受けています。

ー最後に、プロに向けての意気込みを聞かせてください。

選手としてチームの勝利に貢献できる選手になりたいです。また、同じ準硬式野球部出身の他大学の仲間から「がんばれよ」というエールも頂いているので、自分が準硬式野球をやっている選手の思いを背負ってプロの舞台で勝負していきたいと思っています。

 

準硬式と硬式のボールを手に語る

硬式野球部のシート打撃に登板


関連リンク
西日本スポーツ:ドラフト待つ異色の154キロ右腕 複数球団が注目の準硬式エース、プロ志望届提出も手探りで
朝日新聞デジタル:準硬式154キロ 硬式の高3夏は出番なしも大学で開花(10/19)
スポーツニッポン新聞社:ドラフト「隠し玉」福岡大・大曲 準硬式投手史上最高の素材 最速154キロ右腕は西武・松本航タイプ
タイムリーウェブ:【福岡大学】大曲 錬|夢はプロ野球選手。高校時代は諦めたが、準硬式で才能が開花。夢を再び目指す

関連記事

大曲選手(修正版).jpg
この部活・選手に注目「大曲錬選手(準硬式野球部)」