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20241115
研究
産学官連携

【カーボンニュートラル】「第3回福岡大学カーボンニ ュートラル推進拠点シンポジウム」を開催しました 

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10月8日(火)、福岡大学病院福大メディカルホールで、「第3回福岡大学カーボンニュートラル推進拠点シンポジウム」を開催し、145人が参加しました。

本学は、カーボンニュートラル(CN)推進活動の中核組織として「福岡大学CN推進拠点」を設置し、本学が持つ教育、研究、地域や国際社会との連携等を生かしながら、5つの課題別チーム(脱炭素キャンパスチーム・研究推進チーム・地域連携チーム・人材育成チーム・国際連携チーム)を設け、さまざまな取り組みを行っています。

本シンポジウムでは人材育成チームが主となり、『カーボンニュートラルの実現に向けた次世代を担う若手リーダーの取り組み』をテーマに、本学関係者による取組報告や吉本興業株式会社の次長課長河本準一氏によるSDGsに関する講演、CN・SDGsへの取り組みを活発に行っている福岡市内の高校生からの活動紹介等を行いました。

永田学長による開会挨拶

シンポジウム会場

  • 本学における取組報告
    CN推進拠点実務責任者である山辺純一郎教授(工学部)から、本学のCN推進に関わる、基本方針や組織図、取り組み例などの拠点紹介が行われた後、蛇嶋華助手(工学部)からCNに関わる人材育成について説明がなされました。人材育成チームではCN実現のため、幅広い知識を有機的に結び付けて解決できる人材の育成を行っています。
    また、本学学生による取組報告では、CN社会実現に向けた「国際認証ラベルの活用」や「鉄鋼生産過程のCO2減」といったいくつかのミッションに対して、
    「スマホアプリを用いて、ゲームをしながら認証商品の購買意欲を高める」「鉄鋼についての博物館を作り、環境にやさしい鉄鋼の認知を高めながら研究拠点とする」など、本学では他の大学の学生と一緒になって議論を行い、学生ならではの視点から解決案を提案するという経験ができ、学生の立場でもCN推進活動に取り組むことができます。
  • 高校活動紹介
    CN社会やSDGsの実現に向け、さまざまな取り組みを行う福岡市内の5つの高校(中村学園三陽高等学校、福岡市立福岡西陵高等学校、福岡工業大学附属城東高等学校、福岡市立博多工業高等学校、学校法人福岡国際学園福岡インターナショナルスクール)の生徒から各学校での活動が紹介されました。​保健委員会の生徒を中心としたコンポスト作りやマリノアシティ福岡とコラボして行ったペットボトルキャップアート制作、海洋問題についての調査、空気エンジンについてなどの取り組み紹介がありました。
  • 吉本興業株式会社所属、河本準一氏(次長課長)による講演
    「河本準一が取り組んでいるSDGs」をテーマに講演会が行われました。河本氏は、自らの経験を踏まえて、日本のSDGsへの取り組みの現状や身近なことからできるSDGsへの取り組みについて、ユーモラスな表現も交えながら、わかりやすくご講演いただきました。
    河本氏は現在、SDGs推進運動の一環で米作りを行っています。自身の闘病経験から、お米のおいしさに気づき、農業に携わりながらSDGs達成に向けて活動を続けられています。講演では「歯を磨くときに水を出しっぱなしにするのをやめるだけでも1日に水6リットルの節水になります。皆さんも身近なこと、小さなこと、今できることからSDGs達成に向けて、取り組んでみてください」と語りました。

山辺教授によるCN推進拠点の紹介

蛇嶋助手によるCNに関わる人材育成の紹介

本学学生によるミッション解決策について報告

高校生によるCN社会やSDGsの取組紹介

日本のSDGsへの取り組みについて講演する河本氏

山下副学長による閉会挨拶

本学は今後もCNの実現に向けて各チームでさまざまな課題に取り組んでいきます。

【関連リンク】

福岡大学カーボンニュートラル推進拠点ウェブサイト

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