FUKUDAism(フクダイズム)

  • facebook公式アカウント
  • twitter公式アカウント
  • Instagram公式アカウント
202298
研究

「被害者の心拍から『いじめ』を検出できるのか?」工学部・大橋研究室の研究が、「IT media NEWS」に掲載されました

  • facebookでシェアする
  • twitterでシェアする
  • LINEでシェアする

8月30日(木)付のテクノロジー関連の記事が中心に載るウェブサイト「IT media NEWS」で、福岡大学工学部電子情報工学科の大橋研究室での研究が紹介されました。

情報処理学会で発表された論文で、タイトルは「心拍情報に基づくいじめ検出手法の一検討」です。

本論文は、大橋正良教授と上野貴弘さん(大学院工学研究科 博士課程後期 2年次生 情報・制御システム工学専攻 )の共同執筆によるものでハラスメント体験動画の視聴による疑似的ないじめの誘発を通して、いじめ被害者の心拍変動を調査した内容となっています。

いじめは被害者の主観的体験による要素が強く、いじめか否か特定することが難しいという問題に対して、本研究では、被害者の心電図を取得し、そこから抽出した心拍変動の特徴量を用いて、いじめの有無を検出する分類モデルを構築しました。

上野さんは、『学園通信』(第71号)において、朔学長や他学部の学生と「変化の時代を生き抜くために」と題して対談しました。その際にも、自らの研究について語っています。ぜひご覧ください。


ハラスメント体験動画をVRで視聴している実験


関連記事

_T4A04731.jpg
大橋正良教授が主導する樋門のIoT遠隔監視制御システム開発が総務省事業に採択されました