6月15日(水)、日本学術会議若手アカデミーとグローバルヤングアカデミー(GYA)が共同主催する「第12回グローバルヤングアカデミー総会兼学会」にて、福岡大学商学部シチズンサイエンス研究センターの大上麻海講師が「シチズンサイエンスを促進する社会システムの構築を目指して(Aiming to build a social system that promotes citizen science)」というパネルディスカッションに登壇しました。
このパネルディスカッションは「さまざまな場面で科学が社会をサポートできる装置としてのシチズンサイエンスについて深堀りするとともに、その促進に向けた社会システムの構築について議論する」ことを目的としています。
大上麻海講師は、2021年4月に設立された「福岡大学商学部シチズンサイエンス研究センター」の設立背景やこれまでの取り組み、そして今後の展望について話題を提供し、その後、他の登壇者から提供された話題と併せてパネルディスカッションを行い、シチズンサイエンスの課題点やその解決に繋がるアイデアなどについて議論しました。
福岡大学商学部シチズンサイエンス研究センター長を務める森田泰暢准教授は、「シチズンサイエンスを研究する組織を持つのは本学だけ。国内においてセンターの活動やユニークさが注目され始めており、今回のイベントは海外へのアピールにもなりました。権威ある国際的な会議での本学の発表とあり、とても有意義なディスカッションができたと思います」と話します。
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関連リンク
・福岡大学商学部シチズンサイエンス研究センター
・商学部ウェブサイト

大上講師のパネルディスカッションでの発表画面