社会連携センターでは、学生が博多祇園山笠に参加する「体感しよう!博多祇園山笠の伝統と歴史」プログラム(実践コース・教養コース)を毎年度実施し、今年度も10人の学生が参加しました。
実践コース参加の学生は、実際に山笠に参加しました。早朝5時から行われる「朝山笠」や舁き山が福岡中心部を疾走する「集団山見せ」、本拠地である流区域を舁き回る「流舁き」、クライマックスを飾る「追い山笠」では「一番山笠」を走るなど、さまざまな体験をしました。雨に打たれる日もありましたが、舁き山笠と一生懸命に走る姿は勇ましく、終わった後は達成感に満ちた様子でした。
また、教養コース参加の学生は、人形師の方からお話を聞いたり、さまざまな見所で駆け抜ける山笠を見学したり、舁き山笠と共に雨の中を懸命に追いかけたりもしました。
プログラムに参加した学生からは「学部や学年が違う福大生と一緒に体験できたことで、多様な視点から物事を見ることができるようになり、学びが深まった」「山笠が社会的にも文化的にも非常に重要な神事であることを実感した」「きついこともあったが、それも含めて必ず将来に生きると感じている。自分自身の向上心や精神力がさらに強くなった」などの声が寄せられました。
文化や歴史を五感で学び、地域の方と繋がることができた本プログラムは、学生にとって貴重な経験となりました。
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