770余年の伝統と歴史を誇る「博多祇園山笠」が今年も始まっています。
福岡大学では、神事である博多祇園山笠に学生が参加し、伝統や歴史、コミュニケーションや礼儀作法を学ぶことで、人間性の向上を目指すプログラムを2018年から実施しています。今年度は10人の学生が共に学びを深めています。
初回には、自らも山笠に参加している人文学部英語学科ティム・クロス教授が「実践講義」を行いました。
山笠を音だけで体感する時間や追い山後の山崩しを行う瞬間の映像、テーブルを舁き山笠に見立てた後押しについてなど、舁いた経験のあるティム教授ならではの内容を受け、山笠の魅力を学びました。
山笠を音だけで体感する時間や追い山後の山崩しを行う瞬間の映像、テーブルを舁き山笠に見立てた後押しについてなど、舁いた経験のあるティム教授ならではの内容を受け、山笠の魅力を学びました。
プログラムの参加学生たち
テーブルを舁き山笠に見立てた後押し
6月29日(土)には、櫛田神社や博多町家ふるさと館、山笠のコースを見学しました。櫛田神社神主によるご案内があり、学生は積極的に質問をしていました。
また、*「博多ガイドの会」による山笠コース案内では、舁き山笠が走るルートを実際に巡りました。
*「博多ガイドの会」・・・博多の歴史やおもてなしの心得などについて学んだ博多の観光専門ガイド
山笠が走るルートを見学
博多町屋ふるさと館にて
櫛田神社にて神主の話を聞く
東長寺にてガイドの話を聞く
プログラムに参加した学生からは、「山笠がどれだけ愛されているかを知ることができた」「櫛田神社の神主や博多ガイドの会の方の言葉から山笠に対する情熱を感じた」「今まで何気なく通り過ぎていた建物の意味や由来を知ることで、世界をより細かく、より深く見ることができるようになった」などの感想が寄せられました。
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社会連携センター事務室 X
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