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2023424
医療
地域連携

福岡大学医学部看護学科メンタルサポート研究会が「健康教室」を開催しました(3/15)

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福岡大学医学部看護学科メンタルサポート研究会では、看護学科で学んだ専門知識を生かして、高齢者の健康維持と生活の質の向上に努め、地域とのつながりを強化するための活動を行っています。

その取り組みの一つとして、3月15日(水)に「七隈老人いこいの家」で「一日三食食べてフレイル予防!~バランスの良い食事について考えよう~」をテーマとした健康教室を開催しました(協力:七隈校区社会福祉協議会、七隈校区民生・児童委員会、城南区社会福祉協議会、七隈公民館)。コロナ禍で高齢者の外出が減る中、直接顔を合わせて交流することで気力や活力を高めていただきたいとの思いから昨年に続き企画されました。

高齢者の健康課題の一つにフレイル(身体機能や認知機能が徐々に低下する状態)があり、その予防には栄養、運動、社会参加が有効と言われています。学生らは、栄養バランスのとれた食事の重要性について詳しく説明するともに、クイズも交えながら、バランスの良い食事レシピの紹介を行いました。また、Withコロナ・Afterコロナ時代を見据え、心身を活性化して元気に過ごしていただくよう、気軽にできる体操を全員で行いました。

参加者からは、「学生の皆さんが熱心に説明してくださってうれしかった。学生さんとの距離が近くなったように感じ、気持ちが明るくなった」「元気に生活していく上でのヒントをたくさん教えていただき、感謝している」「このように地域とつながっていく活動を続けてもらえるよう期待している」等の感想をいただき、今後も学生たちとの交流を望む声が多く寄せられました。

 

健康教室終了後は、学生と民生委員の方々との交流会を実施しました。本学近隣の七隈校区を誰もが住みやすい地域とするために、活発な意見交換を行いました。

メンタルサポート研究会は「高齢者ひとりぼっちゼロ」を目指して創設され、民生委員と連携して地域の独居高齢者のご自宅を訪問する活動を継続して行ってきました。さらに昨年からは、地域の子どもたちとの交流を通して子どもたちの居場所づくりの一助となることを目指し、七隈公民館での子ども食堂「ななっこ料理道場」にも参加しています。

メンタルサポート研究会は今後も、地域と大学との架け橋となる活動を継続していきます。
 

民生委員との交流会

ななっこ料理道場で子どもたちと交流


 

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健康教室トップ画像.png
福岡大学医学部看護学科メンタルサポート研究会が「健康教室」を開催しました