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2022331
医療
地域連携

福岡大学医学部看護学科メンタルサポート研究会が「健康教室」を開催しました

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福岡大学医学部看護学科メンタルサポート研究会では、看護学科で学んだ専門知識を生かして、高齢者の健康維持と生活の質の向上に努め、地域とのつながりを強化するための活動を行っています。

今年度は、3月16日(水)に「七隈老人いこいの家」で「新型コロナウイルスとフレイル」をテーマとした健康教室を開催しました(協力:七隈校区社会福祉協議会、民生委員会、七隈公民館等)。
本教室は、コロナ禍により高齢者の外出の機会が減る中、直接顔を合わせて交流することで気力や活力を高めていただくことを目的としています。

当日は、新型コロナウイルス感染対策を十分に講じた上で、基本的な感染予防を継続する重要性や具体的な感染予防対策について、クイズを交えて楽しく説明しました。

また、度重なる外出自粛により、身体機能や認知機能が徐々に低下する状態(フレイル)に陥りやすくなるため、その発症メカニズム・予防方法や、骨・筋肉・関節・神経の衰えによる運動機能の障害(ロコモ)についての解説も行いました。 アフターコロナを元気に過ごしていただけるよう、ロコモ予防に効果的な体操を紹介し、全員で実践しました。

参加者からは、「コロナ禍でも皆さんと交流でき、楽しい時間を過ごすことができた」「体操によって身体が軽くなったので、自宅でも実践したい」「メンタルサポート研究会の皆さんの地域に密着した活動に感謝している。今後もぜひ継続してほしい」等の感想を頂き、次回開催への期待の声が多く寄せられました。

メンタルサポート研究会のメンバーも「新型コロナウイルスの影響により久々の健康教室開催となりましたが、地域の方々が生き生きと楽しんで参加されている様子を見て、私達も前向きな気持ちになり、とても有意義な時間を過ごすことができました。今後も地域の方々との交流活動を積極的に行っていきたいです」と活動意欲が高まったようでした。

メンタルサポート研究会では、今後も高齢者の方々が地域との繋がりを持てるように架け橋となる活動を継続していきます。