12月17日（火）2025年2月から始まる薬学部実務実習に先立ち、4年次生へ白衣を授与し、激励するための白衣授与式を行いました。

実務実習は、病院と薬局で約半年間実習を通し、医療人として、実際の医療現場で患者・生活者に向き合い、個々の状況に応じた最適な薬物治療を経験することで、薬物治療における薬剤師の役割を深く理解し、医療現場で適切な判断と対応ができる臨床能力を修得することが目的です。

授与式では215人の実習生および研究室の代表者が出席し、松末公彦薬学部長から「実習では技術の習得も大事ですが、自ら積極的に挨拶し、患者さんや医療従事者との信頼関係を構築するよう心掛けてください」と言葉が送られ、薬学部同窓会長の瀬尾隆先生からは薬剤師の先輩として実習生へこれまでの経験を踏まえた貴重なアドバイスを頂きました。

その後、実習生代表の平川詩織さん（薬学部4年次生）が「実務実習という貴重な経験をさせていただけることを最大限に活用し、多くの事を吸収し、福岡大学薬学部生として恥ずかしくない態度で頑張ることを誓います」と決意を述べました。
 

松末学部長から激励

松末学部長の激励に耳を傾ける学生たち

白衣に袖を通す学生たち

記念撮影

実習生たちは、同窓会から贈られた本学の校章が刺繍された真新しい白衣に袖を通し、医療従事者としての自覚と責任を感じる機会となりました。閉会後は、実習生間でお互いの白衣姿を笑顔で写真に収める様子が見られ、和やかな雰囲気に包まれました。

薬学部では、社会の変化に柔軟に対応しながら、臨床現場で生涯に渡って活躍できる薬剤師・医療人の育成に取り組んでいきます。

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