福岡大学筑紫病院は、1985年に筑紫野市に開院して以来、筑紫医療圏の基幹病院として地域医療の充実を目指してきました。2007年には、他の大学病院に先駆けて全国初となる「地域医療支援病院」の認定を受け、2016年には「地域がん診療病院」にも指定されました。
柴田陽三病院長は、「大学病院として高度先進医療を提供する一方で、地域にしっかり根ざした病院を目指しています。地域の医療機関と役割を分担して、より良い医療を速やかに提供できるよう努めています」と話します。
また、今般の新型コロナウイルス感染症にあたっても、第二種感染症指定医療機関として日々対応にあたっています。今後の抱負について柴田病院長は、「しばらくは未曾有の感染症に対応せざるを得ない厳しい時期が続きますが、これまでは気付かなかったワークフローの改善、問題点の洗い出しができたことをプラスに捉えています。今回の経験を糧に、今まで以上に地域の医療機関や患者さんの信頼に応えられるような病院を目指したいと考えています」と話します。
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2013年に完成した新病院棟

専門的な知識と技能を備えたスタッフが高度な化学療法を提供
