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202162
国際交流
卒業生

動画「福岡から台湾へのラブレター」が大反響。台日交流デザイナー~荒木 美香さん(後編)~

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動画「福岡から台湾へのラブレター」を公開
台日交流デザイナー 荒木 美香さん(2007年人文学部英語学科卒業)

福岡大学在学中のさまざまな国際交流がきっかけで、日本と台湾の交流促進を目指し、起業した荒木美香さんを2回にわたって紹介しています。今回は、2020年8月に公開した動画「福岡から台湾へのラブレター」制作への想いや今後の目標についてお話を伺いました。


-動画制作への想い。

会えない今だからこそ、これまで伝えられていなかった素直な想いを届ける良いチャンスだと動画を制作しました。動画の撮影をするなら台湾との交流が始まった場所を選びたいと、思い出深い福岡大学で行うことにしました。在学中に大変お世話になった人文学部教育・臨床心理学科教授の勝山吉章先生にご協力いただき、先生が顧問を務めておられる和太鼓部「鼓舞猿」にも出演していただきました。部員の皆さんは演奏で台湾を訪れ、その際に受けた歓迎にお返しがしたいという想いから動画出演を快諾してくれました。
多くの台湾人の方から日本が大好きだという想いを聞いていました。ある友人は「台湾人は日本に片思いしている」と言ってくれたこともあります。その想いに対して日本から返事を伝えたいと台湾を愛する人々を福岡で募り、動画作成を企画しました。公開日を2020年8月25日にしたのは旧暦の「七夕」にあたるからです。そういった細かな部分にも想いを込めました。

-​台湾での反応はいかがでしたか。

想像以上の反応で驚きました。YouTubeで公開したこの動画は、1週間で1万回以上再生され、現地のメディアが15社以上も取り上げてくれるなど大きな反響を頂きました。「私たちも日本が恋しい」「台湾を好きでいてくれて嬉しい」「台湾と日本の温かい関係に感動した」など嬉しいコメントをたくさん頂いたり、台湾でも日本でも有名な月下老人という縁結の神様を祀る台北霞海城隍廟から、お返事動画のクリスマスプレゼントを頂いたりと、制作したこちらの方がたくさんの感動を頂いています。

-今後の目標を教えてください。

台北と福岡の2カ所を拠点としゲストハウス生活をしていましたが、現在はコロナ禍に伴って福岡中心の活動をしています。台湾との交流は、今はオンライン限定になりますが、これからも人の顔が見えるかたちでの国際交流活動を継続していきたいと考えています。農業や漁業、酒蔵、焼き物、そして地域の祭りなど地域色に深い関わりのある物事に興味があり、多方面の方々と協力しながら新たな企画を実施していく予定です。コロナが終息する未来を見据え、より深い生活体験をベースにした国際交流企画ができるようさまざまなことに挑戦していきます。

 

〈携わったプロジェクト紹介記事リンク〉

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荒木様アイキャッチ.png
動画「福岡から台湾へのラブレター」が大反響。台日交流デザイナー~荒木 美香さん(前編)~