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2024613
キャンパスライフ
教育

【障がい学生支援センター】情報保障講習会を開催 ~パソコンテイク~

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本学では2024年4月より障がいのある学生の相談窓口として障がい学生支援センターを設置しました。障がい学生支援センターでは、修学及び学生生活についての相談や授業等における「合理的配慮」の申請を受け付けています。相談内容に応じて、各学部をはじめとする関係部署等と連携のうえ、修学及び学生生活の支援を行います。また、障がいのある学生の支援等に関する講演会・講習会の実施やボランティア学生の育成等も行っています。


5月8日(水)、15日(水)、22日(水)、6月5日(水)の4回にわたり、特定非営利活動法人障がい者相互支援センターMCPの本田いずみさん、市川杏奈さんを講師としてお招きし、「情報保障講習会~パソコンテイク~ 聴覚障がい者への支援を学ぼう」を開催し、学生14人、教職員1人が参加しました。

パソコンテイク(以下「テイク」という)は、文字通訳の方法の一つで、パソコンのタイピングにより、音情報を文字に起こして聴覚障がい者などに伝える方法です。

前半は障がいの疑似体験などを通して障がい理解を深めた後、テイクの基本動作を学び実際にタイピング練習を行うなど、情報保障の基礎を学びました。

セミナー終了後、障がいのある学生の意見を確認した

後半では、参加者は各自パソコンを持ち込み、実際に文章を入力し、2人1組でテイク実技練習を行い、内容をお互いに確かめるなど実践力を高めました。また、テイク活動時のマナーやトラブルの解決方法等についても詳しく学びました。

パソコンテイクの基礎を学んだ後は、実技演習でスキルアップを図る

講師の本田さんからは、「今回パソコンテイクで学んだスキルは、ノートテイクやポイントテイクでも活用できるため、積極的に活用してほしい」とアドバイスが送られました。

講習会終了後は、障がい学生支援センター職員から聴覚障がいボランティアの説明を受け、早速登録をしてくれていました。

参加した学生からは、「色んな人と交流できた」、「障がいのある学生の支援がどのように行われているか知ることができ、勉強になった」などの声が聞かれ、充実した講習会となりました。

障がい学生支援センターでは、今後も障がいのある学生を支援するボランティアの体制づくりに努めていきます。

今後は聴覚障がいボランティア学生による手話交流会を開催する予定です。