B to B 領域を主とした産業界に多くの読者がいる「日刊工業新聞」に、共通教育科目「福岡大学で考える現代社会（皆で考える地球温暖化とカーボンニュートラル）」の記事が掲載されました。

本科目は全学部・学科・全学年を対象に令和5年度から新たに開講された科目です。授業では、事前に学生のカーボンニュートラルに関する意識や興味を調査・検証し、その結果を踏まえ本学の教職員と学生のオール福大人材によって執筆したテキスト（「カーボンニュートラルが変える地球の未来」）を使用しています。グループディスカッションを交えながら、日本におけるカーボンニュートラルの取り組みと各国との比較や水素社会・SDGsなどについて学び、今後は地域連携や国際連携にも展開する予定です。

本学は、令和3年8月に「カーボンニュートラル（CN）推進基本方針2021」を策定し、脱炭素キャンパスの実現を目指してCN推進活動に取り組んでいます。令和4年4月には、CN推進活動の中核組織として「福岡大学CN推進拠点」を設置しました。本学が持つ教育、研究、地域や国際社会との連携等を生かしながら、5つの課題別チーム（脱炭素キャンパスチーム・研究推進チーム・地域連携チーム・人材育成チーム・国際連携チーム）を設け、教職員と学生が一体となってさまざまな取り組みを実施しています。

• 関連リンク
  テキスト（「カーボンニュートラルが変える地球の未来」）概要
  日刊工業新聞ウェブサイト（※記事をご覧いただくには、会員登録が必要となります）
  カーボンニュートラル推進拠点ウェブサイト