11月19日（金）、令和3年度公認会計士試験の合格者が発表され、福岡大学のエクステンション講座（公認会計士受験対策講座）を受講していた藤本繁さん（経済学部4年次生）が合格しました。エクステンション講座の詳細は、キャリアセンター（エクステンション講座）ウェブサイトからご確認ください。

公認会計士試験は、幅広い知識が問われる最難関試験の1つです。藤本さんにエクステンション講座の魅力や勉強期間の思い出、今後の抱負について話を聞きました。

藤本 繁 さん（経済学部経済学科4年次生）

• 福岡大学の志望動機
  高校生の頃、自分が将来どのような職業に就きたいのか分かりませんでした。そのため、就きたい職業を見つける等の就職サポートが充実している福岡大学を志望しました。
• 公認会計士受験対策講座の特徴を教えてください。
  特徴は答案練習の多さにあります。多くの答案練習を経験して、基礎力および現場での対応力を身に付けるためです。余談ですが、答案練習をカリキュラムどおりに進めるのにはかなり苦労します。しかし、合格に必要な力は間違いなく付いてくるので頑張ってカリキュラムに置いていかれないようにすることが重要です。
• なぜ公認会計士の資格を取得しようと思ったのか教えてください。
  公認会計士という仕事が私の就活の軸に合っていたためです。1年次生の時、キャリアセンター等を通じてさまざまな会社のインターンシップに参加し、就活の軸を定めました。「福岡で働けること」「自分が興味が沸いた仕事に就くこと」「転職市場において市場価値の高い人材になるための環境が整っている場所で働くこと」、この３つの軸に合致する職業を探したところ、公認会計士ではないかと考え資格取得を決意しました。
• 合格のポイント
  十分な勉強時間を確保することです。私はあまり勉強が得意な方ではないため、2年間でおよそ8,000時間の勉強をしました。その甲斐あって1発で合格を勝ち取ることができました。
• 今後について
  公認会計士試験に合格しただけでは、真に公認会計士とは言えません。まずは監査法人で実務をしっかりと学び、公認会計士の先輩方と肩を並べられる様に努力していこうと思います。