福岡大学商学部の杉本宏幸教授(専門:マーケティング)のゼミ生が、「SDGsアイデアコンテスト」専門学校・大学生部門において、最優秀賞を受賞しました。
本コンテストは、九州・山口地方を中心に、外食産業向けに業務用の食材販売の展開とデリバリーのピザクックの運営をしている岩田産業が主催するもので、SDGsに貢献する食に関連した社会問題の解決に寄与する斬新なアイデアを競うものです。
一次選考を通過した1チーム(安河内康佑さん、牟田惺奈さん、野田涼矢さん、力丸結蘭さん、吉坂理桜奈さん)が、9月17日(水)にマリンメッセ福岡で開催されたコンテストで、ファイナリストとしてプレゼンテーションを行い、最優秀賞に輝きました。
代表者〔安河内康佑さん(商学部3年次生)〕に提案内容等について話を聞きました。
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テーマを教えてください
「八百満点災害食」です。 -
発表した内容を教えてください
食品業界が抱える課題として規格外野菜に着目しました。また、SDGs目標2の「飢餓をゼロに」が解決できないかと考えました。自然災害が発生した際に、被災者が美味しく栄養を摂るための商品として、水で戻して食べる五目ご飯やそのまま食べる野菜チップスなどを考案しました。併せて、商品認知度を高めるために防災イベントの提案も行いました。 -
今後この取り組みをどのように生かしていきたいですか
審査員から高い評価を得たので、提案したアイデアを商品化したいと思います。今後、商品案の市場性について市場調査を検討していきます。 -
受賞した感想
昨年入賞した同じゼミの先輩に続いて受賞できたこと、また数多くのアイデアの中から最優秀賞に選んでいただいたこと、大変光栄に思います。本コンテストを通して貴重な経験をさせていただき、岩田産業様、コンテスト関係者の皆様に心より感謝します。
チームによるプレゼンテーション
受賞後の記念撮影
また、昨年のコンテストで最優秀賞・優秀賞を受賞した杉本ゼミの4年次生らは、提案内容の「野菜」に関係して朝倉市と連携した取り組みを行いました。岩田産業が主催する「2025秋冬フードフェア」の朝倉市のブースで、学生は朝倉地域の特産品を紹介するとともに、BtoB市場での市場調査を行いました。
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