福岡大学障がい学生支援センターでは、5月7日(水)に特定非営利活動法人障がい者相互支援センターMCPの本田いずみ氏を講師として招き、「情報保障講習会~障がい理解と音声認識アプリを使った支援~」と題して講習会を開催しました。本講習会には学生17人と教職員6人が参加し、障がいのある学生に対して情報を保障するにはどうしたらよいかについて学びました。
講習会前半では「障がい理解」を深めるため、日常生活で障がい当事者の困り事や不便に感じることを話し合い、動画でサイレントワールド(聞こえない状態)を体感した上で基本的な手話を学びました。

講習会の様子

本田氏による講演
講習会後半では音声認識アプリ(UDトーク)を使い、実際にグループトークを行って操作方法、UDトークの特性を学びました。より実践的な練習を重ねることで、具体的な支援方法についての理解が深まりました。

グループトークの説明

自身のスマホでUDトークアプリを実際に利用
本講習会の参加者からは、「3時間でも長く感じられないほど興味深い内容だった」「空いた時間でボランティア支援に取り組みたい」「ボランティアに興味を持っている学生がこんなに多いとは思わなかった」などの声が聞かれました。
【関連リンク】
・福岡大学公式ウェブサイト 「障がい学生支援」