福岡大学商学部の森田泰暢教授のゼミ生と太宰府高校が主催したイベント「ださいふ さにーず」が、12月7日(土)に坂本八幡宮広場(太宰府市)で開催しました。
本イベントは太宰府をもっと盛り上げたい、魅力を広めたいという思いから、森田ゼミの学生と太宰府高校の生徒が主体となって企画・運営しました。今年初めて開催された本イベントには太宰府市内の雑貨や飲食店7店舗が出店し、太宰府高校はホットチョコなどのお菓子ブースなどを出店しました。
当日は地域住民や学生、家族連れなどが訪れ、会場は終日賑わいました。
イベント代表の林田愛花さん(商学部商学科3年次生)に話を聞きました。
●事前準備について
6月頃から準備を始めて企画立案、出店交渉、チラシの作成やSNSでの宣伝、市役所や保健所への手続きなどを行いました。商品は高校生が作り、試作を重ねてどの位の材料や時間が必要かなど、アドバイスしました。
●大変だったこと
初めての試みでマニュアルも無く、手探りで進める準備は本当に大変でした。役割分担をして、森田先生や市役所、保健所の方に分からない事を聞きながら少しずつ進めていきました。
●マルシェの様子
たくさんの方に来ていただき、売り切れた商品もあるなど、想像以上の盛り上がりでした。多くのお客さまから「高校生が作ったとは思えない程美味しい」と言っていただきました。今回初めての出店でしたが、大成功だったと思います。
●出店した店舗と高校生の感想
お店の方には「今までこういった学生の企画に出店したことがなく、私たちも良い経験になりました。学生の皆さんが楽しそうにしているのを見て和みました。とても楽しかったです」と言っていただきました。高校生の皆さんは初めてのことで不安が多くあったと思います。しかし当日は、生き生きとした笑顔で「良い経験になった」と喜んでいました。その様子を見て、不安を乗り越え開催できたと思い、感動しました。
●今後の抱負
私はまちづくりや地域活性化に興味があり、将来そういった仕事に携わりたいと思っています。その中の一つにマルシェがあり、今回高校生から「自分たちでイベントをやってみたい、住民の皆さんにたくさん来てほしい」と声があったので、それを叶えるためマルシェという形でやってみてはどうかと森田先生に提案しました。今後も続けていければと思い、今回の出店で学んだ経験を生かしてイベントマニュアルを作成し、今後に繋げていきます。さらに、本学近辺でも新たにマルシェをやってみたいです。このようなイベントを通して地域活性化への貢献を目指していきたいと思います。

高校生たちとWEB会議で打ち合わせ中

担当した森田先生のゼミ生

接客に挑戦する高校生

天気に恵まれイベントが開催

提供するホットチョコを準備

手作りのチラシを店舗や市役所で配布
【関連リンク】
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