8月25日(日)・26日(月)、福岡大学和太鼓部(鼓舞猿)が石川県能登半島地震で被災された方を支援するため、現地で演奏を披露しました。
国立能登青少年交流の家が主催するキャンプイベントでは、小中学生を前に演奏しました。参加した児童・生徒は、はじめは緊張した様子で聞いていましたが、次第に軽快なリズムや掛け声に合わせて手拍子して楽しみました。
演奏後は児童・生徒が実際に和太鼓に触れ、部員と一緒に太鼓をたたくなどして交流しました。
築山泰典学生部長(写真右)も部員と一緒に支援
会場一体となったパフォーマンス
部員と生徒が和太鼓を通して交流
輪島市町野町の町野復興プロジェクト実行委員会が主催するイベントでは、仮設住宅の敷地内で住民の方を前に演奏しました。普段は聞くことが少ない和太鼓の音色が響き渡り、多くの方々が興味深々の様子で演奏を聞き入りました。
さまざまな復興活動が続く中、鼓舞猿の部員たちは学生らしい生き生きとした演奏と力強い和太鼓の音色で、被災地の方々に元気を届けました。


仮設住宅にて演奏を披露
参加した学生からは「復興支援という目的で演奏することは今回が初めてであったため不安を感じていましたが、手拍子や掛け声で演奏を楽しんでくださり、私たちの演奏が現地の方々の心に響いたことを実感することができました」「私たちの音楽でたくさんの方々に笑顔や元気を届けられるということも改めて感じることができたので、日々の練習を怠らずこれからも鼓舞猿の1人として活動に勤しみたいと思います」等の感想が寄せられました。
現地での活動の様子、能登の被災状況や復興支援を続ける必要性について、10月に報告会を実施する予定です。