福岡大学では、「防災・減災」と「観光・街づくり」の2つをテーマとして隔年で夏期セミナーを実施しています。
今年度は「防災・減災」を主たるテーマとし、日本各地で頻繁に発生する災害への対応力の向上 、防災に関する知識の普及、防災へのアクションの促進および復興に向けた取り組み等、被災地のその後にも積極的に関与できる人材の育成を目的として 「防災・減災」について31人の学生が学んでいます。
8月16日(金)から21日(水)までの期間には、東日本大震災の被災地での訪問を通して、被災地の現状 ・ 課題、地域の魅力等を3つのテーマに分かれて考えました。
・「防災・減災について」
被災地で起きたこと、メディアから発信されていた情報の背景など、現地でしか得ることのできない貴重な情報を学び、これからの防災・減災にどう生かしていくのかを考える。


災害に対応できる技術を学ぶ
・「復興について」
被災地の今を現地で感じる他、復興のためにどのような苦難や努力があったのかを現地の方から学び、復興のために自分たちには何ができるのかを考える。


震災遺構から当時の様子をうかがう
・「災害看護について」
被災当時の医療体制や医療の現実、避難所で必要とされる医療について、実際に携わった医療従事者や県職員の方々から話を聞き、自分たちが災害に直面した際に何ができるのかを考える。


被災時の行政や医療現場の実態を知る
参加した学生からは、「現地研修では、被災した小学校や防災庁舎など、当時のまま残っている建物を見学し、現地の語り部の方から被災時の状況を詳しく聞くことができました。今回の研修から災害対策にやり過ぎることはないと実感し、自分の命を守る行動を取ることの重要性に気付くことができました」「私は将来DMAT(災害派遣医療チーム)を目指しています。今回の研修で被災した方の不安や困りごとなどを当事者から聞けたことにより、将来DMATの一員になり災害現場に行く時にはそのことを忘れずに、人に寄り添うことができるのではないかと思います。夏期セミナーで学んだことを忘れずに記録していく必要があると感じました」等の感想が寄せられました。

