今年4月、成人年齢が20歳から18歳に引き下げられました。大学1年次生や2年次生の年齢にあたる18歳や19歳でも、親の同意がなく自由に契約ができるようになった一方、親の同意を得ずに結んだ契約を取り消せる「未成年者取消権」は使えなくなりました。
こうした背景から、比較的社会経験が浅い若者をターゲットとした詐欺被害の増加が懸念され、実際に「脱毛エステ」などの被害や相談事例は昨年以上に増えているそうです。
そこで、学生ならではの発想や視点で大学の広報活動を行う「学生広報サポーター(※)」が、学内にある「福岡リーガルクリニック法律事務所」と手を組み、詐欺被害防止に向けた啓発動画を製作しました。今年6月に着手し、学生と弁護士間で話し合いながら動画の構成・収録・編集を行いました。
今回は、実際に詐欺被害が多く、また、今後被害が増えると予想される4つのケースについて、学生広報サポーターが実演して動画にしています。詐欺は被害者にも、場合によっては、意図せず加害者にもなり得るものです。ぜひご覧ください(以下の画像をクリックすると動画が再生されます)。
※学生広報サポーターとは
イベントでの取材や広報誌の制作など、福岡大学の魅力を伝えるため「学生ならではの視点」で福岡大学の広報活動を行っています。16人のメンバーで活動しています。

台本について打ち合わせるメンバー

収録の様子