福岡大学の卒業生を紹介します。主に就職活動について話を聞きました。
(広報誌『学園通信』78号より)
グループワークが面接に役立った
勤務先:西松建設株式会社
清島 康汰さん(経済学部経済学科 2022年卒業)
自分がやりたいことがはっきりわからない状態で、3年次の夏から業界を絞らずに企業説明会やインターシップに参加しながら、自己分析やエントリーシートの作成を始めました。冬頃には建設業に絞り、志望していた建設会社に就職することができました。西松建設を選択した理由は、スケールの大きな土木・建築のさまざまな構造物・建物の建設にたずさわれたことに魅力を感じたからです。また、社員の人柄の良さや仕事への誠実さに触れ、尊敬できる人たちと働けると感じたことも後押しになりました。
在学中は日本経済の不況について学ぶゼミに所属し、グループワークでは率先して発表していました。相手の意見もくみ取りながら話すように心掛けていたため、面接で自分の考えと異なる質問が出ても落ち着いて対応できました。また、キャリアセンターを利用して面接の練習を何十回も行い、実際の面接ではありのままの自分を見せることができたと思っています。
現在は、大型土木現場にて、経理・総務・労務・環境などに関する業務を担当しています。将来は、社会保険労務士の資格を取り、労働や社会保険などの法令を熟知して、会社の発展と労働者の福祉向上に貢献したいです。
Message : 業界・企業研究はしっかりやろう
就職活動において業界・企業研究をするときは、働き始めた後のことまで見据えて、しっかり調べることが大切だと思います。同業他社で職種が同じでも、会社ごとに働き方やキャリアプラン、仕事の裁量などが大きく異なることがよくあります。
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