福岡大学のOBで、パラ卓球選手の立石アルファ裕一さん(2015年商学部卒業)が、11月に行われた国際大会「ITTF ParaTT アルゼンチン大会」で、個人の部で金メダル、団体の部で銀メダルを獲得しました。
立石さんは、先天性二分脊椎症の影響でつま先に力が入らず、かかとに体重を傾けて歩行する生活を送ります。小学4年生から卓球を始めた立石さんは、中学・高校と卓球を続け、福岡大学在学中も卓球部で練習を重ねました。今年の「東京2020大会」出場にはあと一歩届きませんでしたが、現在も全日本ランキング1位をキープ。「東京2020大会」ではパラ卓球競技のテレビ解説者を務めるなど、パラ卓球の普及活動にも力を入れています。
今年からは、左手でポールをつく新しいプレースタイルに挑戦。急な動きでもバランスを崩しにくくなり、見事メダルを獲得しました。
「次は自身がパリの舞台に立てるよう、まだまだ挑戦を続けます」と立石選手。今後も立石選手へのご声援をよろしくお願いします。
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西日本新聞:パラ卓球の立石選手、国際2大会V 福岡市出身、東京不出場バネに成長
『福岡大学学園通信』第72号:パラ卓球のテレビ解説を務める 次は自身がパリの舞台に
『福岡大学学園通信』第69号:極め続けたパラ卓球、挫折と努力の先に見えた夢舞台