福岡大学 学部ガイド2026 理学部
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063つの研究・調査を積み重ねて自然の「不思議」を解き明かそう科学の発展を支えるFREST社で研究員として新薬の開発を行っている野瀬可那子さんは、福岡大学理学部化学科の卒業生です。研究所のホームページは自然・社会・人間のしくみを明らかにする(知的探求)実験室での調査・実験理論の研究野外での調査(フィールドワーク)基礎を応用し、生活に必要なモノを社会に送り出す電子情報化学システム建築● モノづくり ● システムづくりPick up! 4年間の学修・研究で、自然・人間・社会への自らの「なぜ?」を解き明かす経験を積み、「なぜ?」を発見する力と、その原理・システムを解き明かす力を身に付けることを目指します。数学物理学化学地球科学生物学 福岡大学は、MDASH(数理・データサイエンス・AI)教育プログラムのリテラシーレベルの認定を文部科学省より受けました。理学部の学生も共通教育でこの授業を学ぶことができます。そして、理学部では、ワンランク上の「MDASHの応用基礎レベル相当の学び」ができるようなカリキュラムの整備を進めています。 社会、自然は私たちに膨大なデータを提示します。膨大なデータの大海原から、その裏に潜むシステムを理解するのがデータサイエンスです。社会数理・情報インスティテュートは社会のシステムを数理的に理解し、その課題の解決の道を探ります。物理科学科、地球圏科学科では、自然現象、自然のシステムを数理的に理解し、その秘密を探ります。さあ、情報科学を学びデータの大海原を航海しましょう。 理学部では、化学科で研究してきたRNA編集技術を応用し、遺伝性疾患の新しい治療薬の開発を目指す大学発ベンチャー企業(株式会社FREST)を立ち上げました。この技術は、基礎科学である化学の知識が結集して生まれたものです。理学の探求が社会を動かす力になる ―私たちの取り組みを通じて、科学の可能性を一緒に広げていきましょう! 国内有数の大気観測拠点として、さまざまな大気ガス・エアロゾル成分の観測を行っています。観測基盤を維持・発展させるとともに、大気環境についての研究をすすめ、社会への影響評価電気機械社会デザインの深化を目指します。理学部では、自然科学の基礎を突き詰め、自然界の「なぜ?」を追求します。科学の発展を支え、新しい物質の設計を行ったり、実学への応用にも目を向けています。工学部では、基礎を応用し、モノを生み出す技術開発についての研究をします。生活に必要なモノ・しくみを実現させ、社会に送り出します。技術の発展を支えるRNA編集技術を活用する大学発ベンチャー企業[福岡から診る大気環境研究所]›FREST社ホームページライダーによる大気エアロゾル観測の様子理 学工 学理学が社会を動かすLab情報・データサイエンスを学ぶ#09#10ラ ボ#07理学の世界#08理学と工学

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