師を育成することが狙いです。これらのコースでは、通常の薬剤師国家試験の受験に必要な科目に加え、がんや感染症の薬物療法に欠かせない知識・技能を講義・演習・実習形式で体系的に学ぶことができます。本学部でこれらの特別コースを履修することで、将来的には「がんや感染症薬物療法に強い」「コミュニケーション能力が高い」といった、独自の強みを持つ医療人へと成長できるでしょう。福岡大学薬学部は、長い歴史を有しながらも、常により良いものを追求し、そのための変化を惜しみません。ぜひ本学で共に学び、多様な時代の変化にも柔軟に対応しながら、生涯にわたって活躍できる薬剤師・医療人を目指しましょう。薬学部長松末 公彦MATSUSUE Kimihiko 薬学部棟17号館で実務実習事前学習や薬学共用試験を行います。▲充実した施設での実務実習事前学習や薬学共用試験の実施▲ 卒業研究では、所属する研究室において薬学関連の先端的研究に触れるとともに、少人数ごとに教員と接することで、医療人としての人間性を育成します。薬学の先端的研究に触れるとともに人間性を育成▲ 卒後教育として、卒業生等を対象とした年2回の公開講座を開講しています。充実した卒後教育人材養成の目的 「三つのポリシー」■ アドミッション・ポリシー(AP)〈入学者受け入れの方針〉■ カリキュラム・ポリシー(CP)〈教育課程編成・実施の方針〉■ ディプロマ・ポリシー(DP)〈学位授与の方針〉▼ AP▼ CP▼ DP薬学部の詳細は以下のQRコードから(公式ウェブサイト)学部長メッセージ近年、医療の高度化・専門化が進む中で、患者さまに最適な薬物療法を提供するためには、薬剤師一人一人が専門性を高め、医療チームの中で確かな存在感を示すことが求められています。そのためには、他の薬剤師との差別化を図り、独自性のあるスキルを身に付けることが重要です。福岡大学薬学部では、強みを備えた薬剤師を育成するため、「クリニカルファーマシスト養成プログラム」を開講しました。本プログラムには、最新のがん治療に不可欠な薬物療法を深く学ぶ「がん薬物治療学コース」に加え、2025年度からは「感染症薬物治療学コース」も設置します。コロナ禍で改めて認識した感染症の脅威に対応するため、エビデンスに基づいた適切な感染症治療を実践できる薬剤〜福岡大学薬学部の「クリニカルファーマシスト養成プログラム」時代のニーズに応える次世代薬剤師育成01
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