▶がん薬物治療学コース 日本医療薬学会が認定するがん専門資格の中には、「□がん専門薬剤師」と「□がん指導薬剤師」があります。本コースでは、▶感染症薬物治療学コース 感染分野の薬剤師資格としては、日本病院薬剤師会が認定する「□感染制御専門薬剤師」および「□感染制御認定薬剤師」、日□がん指導薬剤師について□がん専門薬剤師について□感染制御認定薬剤師について□外来抗感染症薬認定薬剤師制度について□感染制御専門薬剤師について□抗菌化学療法認定薬剤師について■専門の資格を有したプロフェッショナルな教師陣加し続けていて、医療現場においては以前にも増して重要な疾患となっています。そこで本学部の「がん薬物治療学コース」は、入学早期の段階からがん治療に関する正しい知識を身に付けるために、他大学に先駆けて設置されました。コースではその基礎および薬剤師が臨床現場でどのように関わっているかを学んでもらい、卒後はがん治療分野で活躍できる薬剤師となってもらいたいと願っています。体力の低下している方にとっては大きな脅威となります。感染症に精通した薬剤師は、こうした方々を感染症から守る(予防)、そして薬物療法を支援する(治療)重要な役割を担っています。治療だけではなく予防に関する知識は、患者さんのみならず、友人や家族など大事な存在を守る知識にもつながります。感染症パンデミックはまたいつか必ず起こります。次はあなたたちが守る立場になる番です。本学部の「感染症薬物治療学コース」はその礎になるようなコースを目指しています。松尾 宏一 教授 我が国ではがんの罹患数と死亡数は増中野 貴文 准教授 感染症は誰にでも発症する身近な病気であり、特に影響を及ぼす疾患の一つです。そのため患者・家族には支えてくれる人が必要であり、薬剤師もその一人です。将来、あなたが患者・家族にとって最良の結果を目指す医療チームの中で、患者・家族と共にがんに立ち向かい、薬の専門家として重要な役割を果たすことが患者・家族の喜びになり、あなたの喜びになることでしょう。そのための第一歩を福岡大学薬学部で踏み出してみませんか。深く影響を及ぼす重要な疾患の一つです。近年、新興感染症の流行や薬剤耐性菌の増加に伴い、感染症医療はますます複雑化・高度化しています。そのような状況下で、感染症治療におけるチーム医療の重要性が一層高まっており、薬剤師はその中核を担う存在です。 患者に寄り添い、最適な薬物療法を提案することで治療の成功を支え、患者やその家族に安心感をもたらすことは、薬剤師としての大きな使命であり、同時に大きなやりがいでもあります。そのためには、感染症医療に必要な基礎知識と臨床スキルを早期から身に付けることが重要です。これからの医療現場で活躍し、社会に貢献できる薬剤師を目指していただきたいと心より願っています。緒方 憲太郎 教授 がんは患者とその家族の人生に大きな役割はますます重要になっています。がんの治療はもちろん、副作用への対策、痛みなどのつらい症状を和らげる治療など、薬を上手く使うことでがん患者さんをサポートできることはたくさんあります。研究をしてより効果的な薬の使い方を見つけることも大切な役割です。福岡大学では、臨床経験豊富ながん専門薬剤師が実践的な指導をします。一緒にがんの患者さんを支える薬剤師を目指しませんか。林 稔展 准教授 がん医療が高度化する中で、薬剤師の宮□ 元康 助教 感染症は患者だけでなく、その家族や地域社会など、私たちの日常生活にも対処には広範な知識と高度なスキルが求められます。治療で使用する抗がん薬は高い毒性を有しており、安全かつ効果的な薬物療法を提供するためには、薬剤師による専門的な助言や提案が不可欠です。「がん薬物治療学コース」で学ぶことは、がん患者の命を支え、未来の医療に貢献する素晴らしいチャンスです。同じ志を持つ仲間たちと共に学び、協力し合いながら成長していくことを期待しています。る中で誰もが遭遇する可能性があります。感染症の治療薬は細菌やウイルスを標的とするため、薬剤の選択や投与設計、血中濃度管理に関して、専門的な知識と技能が求められます。福岡大学薬学部では、実践的な指導を通じて感染症治療の現場で活躍できる薬剤師の育成を目指しています。一緒に患者さんを支える力を磨き、医療に貢献する第一歩を踏み出しましょう。内山 将伸 准教授 がんは複雑な病気であり、その理解と山科 卓也 助教 感染症は身近な病気であり、医療に携わ高度化するがん医療の進歩に伴い、薬剤師の専門性を生かしたより良質かつ安全な医療を提供するという社会的要請に応えるため、がん薬物療法等について高度な知識・技術と臨床経験を備える薬剤師として認定されています。感染制御に関する高度な知識、技術、実践能力により、感染制御を通じて患者が安心・安全で適切な治療を受けるために必要な環境の提供に貢献するとともに、感染症治療に関わる薬物療法の適切かつ安全な遂行に寄与することを目的に認定されています。感染症の種類や病態に応じてどの抗菌薬を選択し、どう使ったらいいのかを実践できるような感染症制御チームの中での抗菌薬使用のスペシャリストとして活躍することを目的に認定されています。がん専門薬剤師の育成および指導などを行える上級資格として認定されています。感染制御に関する専門薬剤師の下位資格として認定されています。外来診療に係る感染症や抗感染症薬(外用薬含む)、薬剤耐性について専門知識を有し、感染症治療の領域でその真価を発揮できる認定薬剤師を輩出することを目的に認定されています。□がん専門薬剤師または□がん指導薬剤師の資格を有した薬学部教員を中心に講義や演習を実施しています。本化学療法学会が認定する「□抗菌化学療法認定薬剤師」および「□外来抗感染症薬認定薬剤師制度」などがあります。本コースでは、これら資格を有した薬学部教員を中心に講義や演習を実施しています。10
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