福岡大学 学部ガイド2026 薬学部
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4 がんに関連する認定薬剤師や専門薬剤師の資格を得る3 今後、薬剤師の供給過剰が予想される中、薬学部では“が■本プログラムのPOINT 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、未知の脅威に対し、私たちがいかに脆弱であるかを露呈しました。しかし、この経験は、感染症薬物治療の新たな可能性を追求する原動力にもなっています。感染症薬物治療学コースは、既存の枠にとらわれず、最新の研究成果や臨床知見に基づいた、実践的な治療戦略を学ぶ場です。次なる感染症の脅威に、私たちはどう立ち向かうのか。その答えを共に見つけ出しましょう。 クリニカルファーマシスト養成プログラムは、「薬剤師国家試験に合格して資格が取得できればよい」というだけにとどまらず、“がん”と戦をお待ちしています。な抗菌薬選択が治療成功の鍵となります。さらに、耐性菌の出現や新興感染症への対応など、常に最新の知識の取得が求められます。薬学部の通常のカリキュラムでは十分とは言えない“感染症薬物療法”の実践知識を、最新のエビデンスと共に学び、即戦力となる力を養成します。ん”や“感染症”の薬物療法に特化した独自の教育を行い、社会状況の変化に柔軟に対応できる専門性そして独自性の高い薬剤師を養成します。応じた慎重な薬剤選択判断、さらに、分子標的薬や免疫療法など、急速な治療の進歩への対応など、とても複雑で高度な専門知識を必要とします。薬学部の通常のカリキュラムでは十分とは言えない“がん薬物療法”に関する、実践的な知識・技術を学んで実力を養います。には、①薬剤師としての実務歴、②がんや感染症に関する知識、③自身が関与した症例報告が必要となります。本プログラムを修了すれば、①を満たした卒業後の早期段階で、資格取得の条件が得られます。“感染症”という臨床的に極めて重要な専門領域で、独自の強みを備えた薬剤師を養成することを目指しています。高い志を持った方の挑がん薬物治療学コースは、“がん薬物療法”の実践的な知識・技術を学ぶ“がん”や“感染症”専門薬剤師の取得条件を早期に満たす感染症薬物治療学コースは、“感染症薬物療法”の実践的な知識・技術を学ぶ2 がんの薬物治療は、がん種や進行度、患者の全身状態に1 感染症の薬物治療は、迅速な病原微生物の同定や最適“がん”や“感染症”薬物治療に対する強みを磨いて独自性を出す08“がん”と“感染症”薬物療法の強みをもつ薬剤師を養成なぜ感染症薬物治療学コースの新設が必要なのか?薬剤師の、さらに上をめざそう。クリニカルファーマシスト養成プログラム がん薬物治療学コース に続く 感染症薬物治療学コース2025年春スタート!

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